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朝、ぐっすり眠る碧にいたずら 髪の毛で何箇所も三つ編みを編む 起きた碧は頭の異変に気付き、髪を触った 「あ!なんだよ!コレ!」 「おはよー碧」 「おはようじゃない!! 何か、俺に言うことは!?」 「ごめんね?」 とびっきりの笑顔で返す 「軽い!お前、絶対に反省してないだろ!!」「……碧も悪いよな。 あんな可愛いこと言われたり見せられたりしたら、我慢できるわけねーだろ?」 碧の頬が赤くなる。 ほら。また、そういう顔する 「可愛くねーし」 「可愛かったよ。俺の理性、吹き飛ばすくらい」 最近、俺…… 全然、碧に勝てないんだ 「…………本当は優しくしてあげたかった」 口説くみたいに視線を絡ませ、頬を撫でながらじっと見つめる 碧は照れてるみたいな可愛い顔をした 碧、三つ編みだらけ…… 「…………ぶはっ!ダメ!我慢できない。 碧の頭、変すぎる!くくく……」 「お前がやったんだろ!?」 碧は文句を言いながら三つ編みを一つずつ解いてく 「……あ、あはっ!碧! 髪の毛、ふわっふわに、なってる……! ふっはははっ!」 RRRR…… そうこうしてるとスマホが鳴った

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