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【おまけ☆ side和佐】
「ちさっちゃん、なんで友達!」
「まずは友達だろう」
「じゃあなんでロデオで腰振り練習してたんだよ!」
「それはそれだ。いまは友達でいいんだ。渚が――……」
幸せそうなちさっちゃんに俺だって良かったなって思う。
思うけどさ!
トイレからなかなか戻ってこなかった風紀委員長とかトイレには行かなかったけど明らかにテント張ってた副会長とかさりげなく倒れたちさっちゃんに触ろうとしてた会計とかそんなんいろいろ思い出したらなんかもう幼馴染として心配になるっつーの!
「ちさっちゃん!」
「なんだ」
「緑里以外のヤツラに掘られちゃダメだからね!」
「は? 当たり前だろ」
俺は渚のものだからな。
なんて照れながら言ってるけど、ほんともう気をつけて!
ただひたすら俺は親友の身を案じることしかできないのでした――。
がんばれ、ちさっちゃん!
【おまけ☆おわり】
補足:渚は天然ドS、副会長はムッツリドS、風紀委員長は変態、会計は鬼畜ドSな感じで会長総受け図で。
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