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第6話

ちゅんちゅん あ、朝だ。 そういえば、ここではじめて一人で迎えた朝だ。 んんん… うん!すごい清々しい! 毎日こうだったらいいのになぁ はぁ… 「ぉ–ぃ」 ん、なんか聞こえる 空耳か ここはだれもこないもん 「ぉぃ!ァヶ◽︎!」 開けろ?窓の外? ガチャ うわぁぁぁぁぁぁぁあ !?!? 誰か落ちた!? 「おい!いきなり開けろとはいってない!驚く だろうが!」 え、だれ? ー下を覗いてみると綺麗な銀色の狐がいたー ていうかこの人馬鹿なのかな 驚いておちたの?そういば。鉄格子あるのにどうやって入ってこようとしたのかな… おいっ! 「うわっ!」 え?なんでもう上にいるの? え、ていうか飛んでる?? 「おいおまえ、聞こえてるのか。とりあえず入るぞ。」 「あ、はい…?」 「なんで疑問形なんだ…」 ハァ え、ため息つかれたんだけど。 意味わかんない。 銀色の狐が人差し指で鉄格子をさす ぽわぁん え?え? 鉄格子が歪んだ?? そんなことに驚いてると歪んでいた鉄格子に穴があいて狐が入ってきた。 どういうこと?ていうかだれ?

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