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桃色吐息のマシュマロ
遙side
「…そんなに緊張しなくてもいいから」
目を瞑り服を握りしめ、甘い刺激に耐えようとしているココにできるだけ優しく語りかける。
「手…服じゃなくて、俺の背中に回して…」
と微笑む。
「こ、こう…?」
涙目になりながら、上目遣いで遠慮気味に俺の背中に手を回した。
「そうそう、ココはただ気持ちよくなってたらそれでいいから。声は我慢すんなよ?」
「っン、うん……ふぁっ」
さっき着せたばかりの服を全て剥ぎ取り、ほのかにピンクに色づいた肌に手を滑らす。
シルク生地のようにきめ細やかで柔らかい。
それに肌触りが心地いい。
女とは違うまた別の柔らかさ…脂肪の塊という感じではない。
例えるとマシュマロだ。
マシュマロも触るとすべすべしているし、何とも言えない弾力が俺は好きだ。
ココもマシュマロのように甘いのだろうか…。
なんてバカな想像をしてしまう。
首筋を舐め上げ、一箇所に強く吸い付き赤い鬱血を残す。
「んぁっ、ふあっ……ぃつ!や…な、に?」
「俺のものっていう証、付けといた」
「じゃあ…もっと付けて?いっぱいハルのものにして?」
さらに俺を誘うような発言に、苦虫を噛み潰したような顔になる。
「こら、あんま煽んなよ…」
天然タラシだなこりゃ…俺の先が思いやられる。
こんなことでは、誘ってこられる度抱き潰してしまいそうだ。
首筋や鎖骨に舌を這わせながら、音を立てて吸い付き征服の跡を残して行った。
そうして堪能した後、すでに尖った乳首に目標を定める。
ぷくりと熟れた二つの尖りを指先で円を書くように触れる。
「ひゃっ…くすぐった……んぁっ」
「気持ちいいんじゃないのか?」
「やぁん…っ!なめちゃ、らめぇ…っ」
「舐められたら感じる?」
肉の粒を舌を尖らせて刮ぐように舐め、キツく吸っては唇で食んだ。
腰を浮かせ、俺の下で与えられる刺激に身悶える。
それがなんとも言えない高揚感を募らせた。
「ぁあっ、んぅう……くぅ…っん」
体を仰け反らせ、つま先まで力を入れ何かに耐えている。
その途端、耳がネコの耳へと変わった。
ココの背中辺りから尻尾の先が見え隠れしている。
「あ、の…気持ちよくなったら、れちゃうの……」
「そんなに気持ちよかったか?」
くすくすと笑うとほのかなピンク色の顔が赤く染まった。
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