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「あー楽しー! 次どれ歌おっかなー!」
「野郎くせぇのばっか歌うんじゃねぇよ」
照明落とした室内、ソファに向かい合って座った俺と緒方。
緒方は全然歌わない、俺ばっかずっと歌いっぱなし。
最近、友達とも行ってなくて久々で、やばい、かなりテンション上がる。
「次これー!」
そうして三十分くらい経過した。
二時間指定で入ったからまだゆっくりできる。
曲検索に夢中になって、ずっと下を向いていた俺。
そしたら。
「こっち来い、佐藤」
緒方に呼ばれた。
え、隣? それってまじバカップルじゃね? さむくね?
まぁ、拒否ると後が怖いから、俺は検索のタブレットを持って緒方の隣に移動した。
そしたら。
「ここだ、バカ」
「え……っ」
真横に座ろうとしたら腕をがっと捕まれ、緒方は、自分の膝上に俺を座らせた。
うわぁ、完全バカップル。
硬派そうに見えて意外と緒方っていちゃつくの好きだよな。
「これ歌えよ」
「えー……知らねーもん」
「バカが」
ちょっと低めの声の緒方に耳元で「バカ」って言われると、ぞくぞく、する。
おらおら緒方のSっぷりに影響受けてM化してるのかもしれない。
「あ、ちょ……緒方さんっ?」
背後から抱きしめられると、きゅんきゅん、する。
「……んっ」
無理矢理顔の向き変えられて、ぶちゅってチューされると、ぞくぞくきゅんきゅん、する。
緒方ってすげーチューがうまい。
唇や歯の裏とかも舐めたり、軽く歯を立てたり、あと舌がとにかくやばい。
やたらくちゅくちゅ音鳴らして口内でぬるぬる動かされただけで、もう、チンコ硬くなる。
だめだ、俺、まじで末期かも。
「……んむ……ぅ……ぁ、っ」
捲り上げる必要もないミニスカートの中に筋張った大きな手が入ってきた。
太腿を左右に割って、女物の水玉ぱんつ越しにチンコなでなで、される。
「ひにゃ……っ」
「さすがえろ佐藤、もう勃起してやがる」
「うん……おれぇ……えろいこなの」
「……お前、ほんとバカだな」
「ぁんっ」
「佐藤は女子だろうが、バカ」
「ひんっ」
「……お前、俺の声にまで感じてんのか」
ぱんつ越しになでなでしてくれる緒方の手の上に自分の手を重ね、俺は、アホアホ感丸出しで答えた。
「……うん、おれぇ……バカでえろぃの……緒方さんに……えろ佐藤に改造されちゃったんだよ……?」
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