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ガマンデキナインデス 12話

「琳こっち向け」 小麦に言われてつい、言われた方を向いてしまう。 顔が近付いてチュッとキスされた。 「琳……もう1回しよ?」 「は?」 聞き返しながら俺は押し倒された。 「小麦!!何回やればいいんだよお!」 「俺、やりたい盛りの高校生だよ?」 その高校生に組み敷かれている俺っていったい……。 「琳も気持ち良い事好きだろ?いつも、イヤイヤ言いながら快楽に弱くてトロンとした顔になってる……俺、琳のエロい顔好き」 ちょ!!快楽に弱いとか高校生に言われるなんて……そういうのって大人が言うセリフだろ?余裕ぶっこいた感じで。 「な、生意気言うな」 「言われたくなかったら琳がリードしてよ……いいよ?琳になら抱かれても……琳、童貞卒業したいんだろ?」 うっ!!小麦の方が余裕ぶっこいでる。 ちくしょう!どうせ小者だよ。小麦を抱くって考えただけで鼻血出せるんだからな。 お、俺だって大人だ! 俺は小麦に両手を伸ばして引き寄せ、抱きしめたまま体勢をくるりと反転させ俺が上に。 大人の余裕を見せてやるうう!! 「琳……リードしてくれるの?」 組み敷いた小麦は色っぽい。 綺麗な黒目がちの瞳が俺を真っ直ぐ見ていて、なんか犬みたいだ。 小麦は和犬というより大型の犬だよな。ドーベルマンとかシェパードとか……あ、2匹ともドイツやん。ロットワイラーとか……これもドイツか。 バーニーズマウンテンドッグってどこだっけ? 「バーニーズマウンテンドッグ」 「は?」 つい、心の声がでてしまい、小麦が不思議そうな顔で俺を見ている。 「あ、いや、小麦って大型犬っぽいなって」 「ああ、それでバーニーズか……どうせならオオカミがいいな。琳にはオオカミになるから」 「オオカミ……」 確かに!! 「琳はポメラニアンとか似合うね」 「くそ!またドイツかよ」 「えっ?」 心の声が聞こえていたわけではないけど、小麦が偶然にもドイツの犬種を口にする。 「小型犬は嫌だ!せめて中型犬がいい」 「あはは、琳ってば可愛い……そんなに可愛いなら俺がオオカミになるぞ?」 はっ!!しまった、俺がリードするんだった。 「い、今からキスする!」 いきなり宣言。 小麦は俺の宣言を聞いて笑い出す。 「琳……本当に可愛い」 小麦は俺を引き寄せて、そのままキスしてきた。 キス……上手いよなあ小麦。 俺は小麦の口内へ舌を入れた。だって、俺がリードするんだから。

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