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第5話 ビッチな私と鬼畜な甥と
「なんだお前、結局恋人いらないのか?」
妙な顔をしながら、政臣が問いかける。そして、私の新しいBL小説を取り上げて眉根を寄せた。
「お前、まさかあの性悪と……」
「何の事ですか? 伶くんはとてもいい子ですよ」
即座に否定すると、政臣は不味い物を飲み込んだみたいな顔をして額を抑え、深い溜息をついた。
「犯罪者」
「聞き捨てなりませんね」
「未成年だぞ」
「あと数年もすれば成人ですよ」
「甥……」
「子供ができるわけじゃありませんよ」
「姉さんにはなんていうんだよ」
「隠し通します」
全部、二人で決めた。これが私と伶くんとの性活なんだ。
「……はぁ、ヤリ殺されるなよ」
「はい」
ニッコリ笑った私を、しょうも無い者を見る目で見た政臣が出て行く。
「さて、今日も伶くんの為に美味しいご飯作らないと」
成長期の高校生なのだから、バランスと愛情をたっぷり込めた美味しい料理を作って食べさせてあげたい。
「はぁあ、だめぇ」
腰を上げた途端、ガクンと膝が抜けてビクビク痙攣を繰り返す。下着がぐっしょりと濡れてしまった。
「はぁ……また、着替えないと……」
体を苛む熱は容易に去ってくれない。でも我慢しないとご褒美は貰えないのだ。
夕方、夕食の準備をしていると伶くんが帰ってくる。出迎えて、いつも通り夕食を一緒にする。けれど私の熟れきった体はもう我慢の限界だ。
「叔父さん、凄い目。欲情してるよね?」
「はぃ、もぉ、限界です」
「仕方ないな。自分でしなかった?」
「してません」
「じゃあ、見せて」
私は羞恥を込めてズボンを脱ぐ。こうしたほうが、伶くんは嬉しそうにするから。
下着を脱いだ途端、もわっと男臭い精液の匂いがする。ビンビンにいきり立つ先端からはトロトロと透明な液体が溢れ出して、下着はゴワゴワになっている。何度も着替えたのだが、伶くんに見られるとどうしても加速してしまう。
ニヤリと笑った伶くんが私の後に回り込む。私はソファーに手をついて膝立ちになり、お尻を突き出した。
ぬるりと、後孔から金属製のプラグが抜かれる。
「ほら、お腹に力いれて。自分で出して」
「はっ、はぃ……。んぅ! ふぁ……はぁあん!」
意識的に腸を動かすようにして力み、私は尻の奥に埋まっている卵型ローターを産み落とす。ヌルヌルとしたそれがボトッとフローリングの床に落ちてまだ、ブルブル震えている。
「またイッちゃったの?」
産み落とす刺激で達した私の白濁がフローリングにポトポト落ちている。
「もぉ、こらえ性がないな。今度リングつけようか?」
「はっ、はぃ」
「……じゃあ、一緒にお風呂入ろう。僕が準備しておいたから、すぐ入れるよ。そうしたら、隅々まで綺麗にしようね」
にっこり嬉しそうな伶くんの顔を恍惚と見ながら、私はどんな責め苦が待っているのかと今日も胸をときめかせている。
ビッチな私と、鬼畜な伶くん。私の最高の恋人。
END
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