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職員室
『毎日ゆーとに付き合ってもらっちゃ悪いし、明日からは俺ひとりで登校するよ』
「自分の趣味を邪魔されたくないだけだろーが」
俺の言葉に呆れた顔のゆーと。
わかってるならゆーとがいじめてくれと目で訴えるが無視された。
それにしても、この学校の顔面偏差値高いな、副会長やゆーととかは飛び抜けて高いけど、さっき登校中に見かけた生徒も前の学校だと余裕でイケメンに入る顔ばっかだったし。
俺メンクイだからいろいろ今後の予定を考えると楽しみでしかたない♪
優しいゆーとに職員室まで連れてきてもらい別れた俺は1人職員室に入り近くの教師っぽいのに声をかけた。
『今日転校してきた神谷 充だけど』
俺の根暗な外見に初めギョッとした教師っぽいのはすぐに興味なさそうにソファを指差して待ってろと担当を呼びにいってくれた。
少し待つと「お前が転校生か?」っと声をかけられ、声の方に顔を向けると、
そこには学校には相応しくない雰囲気の男が、、、ここ歌舞伎町ですか?
着崩したスーツに明るい茶髪の盛り髪、気怠げなたれ目の顔面は飛び抜けたイケメンでシンプルだけどゴツいアクセがじゃらじゃら、ゴツい指輪もいっぱいついてる!!
この手で殴られたらかなり気持ちいい!!
やる気満々の俺は嫌われるためにどうしたらいいか一瞬で考え叫んだ。
『お前じゃなくて神谷 充だっ!!
お前誰だよ!なんでホストのくせにこんなとこいるんだ!!』
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