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………。 見てた……から? 本屋でだけじゃなく、それ以外でもチラチラ見てたのがバレてた? だから本屋であんな怒ったのかな。 ストーカーと勘違いされたとか? でも、見てたっていっても、そんなしつこくしてたつもりはない。 なんか、呉が視界に入った時、ドキッとする瞬間が結構あって、アレ?変だなって思って、そしたら、もしかして、オレ……?とか思うだろ。 ……だから確認っていうか。 なんでドキッとしてしまうのか、自分の中でまだ結論は出てないけど、『ドキッとしてしまった気持ち』から『この部屋まで強制連行されて、怖くてドン引き』した分を差っ引くと、呉に対する好感度は、プラス、マイナス、ゼロだよな。 あんな乱暴なキスされて喜ぶとか思われてるのにもムカつく。 ……まあ、最後のゆっくりなキスはちょっと気持ちよかったけど。 「ぁ……ちょ」 ぼーっと考えてたら、シャツの中に呉の手が侵入してきた。 よけようと体をくねらせるけど、呉にのしかかられてるからほとんど身動きできない。 「はぁ……はぁっ……!!」 え……。100メートル全力疾走でもしたみたいに呉の息が荒い。 そっちに気を取られていたら、チャチャっと音がして……。 一瞬でベルトを外され、強引に下着ごと制服のズボンを膝下まで下げられた。 「う……嘘……、ちょ、呉……!」 「わかってるよ。すぐにぶち込んでやるから」 「え…………」 オレがフリーズしている間に、呉も素早くズボンを脱いでしまった。 がっつりそそり立つ、立派な呉ジュニア。 ……戦艦大和の先端がパンパンすぎで怖い。 「や、待て。ぶち込むって、まさかソレを……?」 オレの尻に? キスすら初めての、まっさらボディだぞ! こんなデカいもの入るわけがない。 「……チッ……わかってるよ、ゴムはつけるよ」 「いや、いや、そうじゃなくて!」 「え……?生がいいのか?さすがビッチだな」 「それも違う!ゴムはつけてくれ!」 「うっしゃ!わかった!」 あ、しまった……。 呉は信じがたい速さで机の引き出しからコンドームを取り出しつつパッケージを開け、戻って来る一歩の間に装着を済ませていた。 オレは逃げるどころか、体を起こすのも間に合わず、仰向けでズボンの絡んだ両足をぐいっと持ち上げられてしまった。 自分の膝で胸を押さえられて、身動きが取れない。 「く、(くれ)……」 「ああ、もう、そんなに急かすなよ、すぐにハメてやるから」 違う、チンコくれって言ってるわけじゃないって! そう言う間もなく、抱え上げられ浮いた尻にズドンと衝撃があった。 そしてパンパンと腰のぶつかる音がする。 「……はぁっ……はぁっ……三次(みよし)……すげ……」 グイグイと押し付けられる感触。 「気持ちイイっ……マジやべ……!」 呉が興奮し、激しく腰をぶつけてくる。 「三次は?どう?……気持ちよくねぇわけねぇか。自分から誘うようなビッチだもんな」 「ああ……えーと、あんまりパンパンされるとお尻の膨らみが痛いかも」 「そ、そっか。よし!」 ああ、腰の当たりがソフトになった。 うん。これなら平気だ。 はぁぁ……良かった。 怖くて、身じろぎもできなくて、頭真っ白で、卒倒しそうだったけど、呉のデカチン……全然入ってないし。 先端がグイグイ押して来るけど、オレのケツ穴は針の先が通る隙間もない。 まあ針入れられるくらいなら、指入れられた方がまだマシだけど。 むしろ呉のチンコが潰れてチュプチュプする感触が気持ちいいくらいだ。 挿入の恐怖に瞬間冷凍していた心が、股にぶつかるフンワリプニュプニュに癒される。 冷静に考えるとズボン脱がされ、大股開きのみっともない格好にされてるんだけど、最大の危機を脱した安心感の方が大きい。 オレのケツにチンコ擦り付けてフンフン言ってる呉の姿さえ、微笑ましく見えてしまうほどだ。 「はぁっはぁっ……三次っっ……!三次、すげぇっっ!ああ、ヤラシイ身体だな!」 それにしても、がっつり勃ってたはずなのに、なんでこんなフニャチンなんだ。 あ、でもちょっとづつ芯を持ち始めたかも。 う……微妙に穴が広がる。 それでも1ミリも入ってないけどな。 このくらいなら全然余裕。 ていうか、チンコフンワリ、玉がぺトンぺトンって……ああ、もうマジで気持ちいい。 「ぁっ……やべ……イクっっ……!」 「え、もう?」 まだ二分経ってないよな。 「ハァッハァッっ!そんなこと言うなよ!テメエのケツが魔性過ぎるんだ。しょうがねぇだろ!」 「あ、いや、いいよ、早くイって」 「何だよ、そんなに雄の精子が欲しいのかよ!さすがビッチだな!」 「………いや、別に」 「あ、そっか、ゴム……」 「え?」 尻にビシャッと温かく濡れる感触があった。 「はぁっ……はぁっ……はぁ!」 呉の荒い息。 「もしかしてケツにかけた?」 「おう。淫乱悪魔の魔力の元は精液なんだろ」 そ、そ、それは……前に友達に借りた漫画の設定……。 ウワァァァァ……確かに学校であの話してたけど、まさか呉が聞いてたなんて。 「あれはオレの本じゃないから……ぁっ」

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