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第17話

適当にコンビニで惣菜買い込んで帰ってきた蓮さんの部屋。 テーブルにはそのままのコンビニ袋と缶ビール。リビングから漏れる光に照らされる寝室。 「雪弥…待って、シャワー浴びたい…っ」 ベッドの上には半裸の蓮さん。 「ダメです。もう我慢できない」 「あッ、やめろ、雪弥!」 半裸って言っても下だからね。 中途半端にはだけたワイシャツ姿。唯一恥部を 覆ってたパンツに手をかけると蓮さんがぐいっと俺のを手を押しのけた。 もちろん無視です。今日打ち合わせの時からムラムラしてたし喫煙室で耳まで真っ赤に照れちゃって、あんな可愛い顔されちゃったらもう、たまんない。 パンツを脱がせてソレを取り出せば、ご立派にビンビンになってた。 「蓮さん、溜まってます?最近シてない?」 「ん…っ、は、あ…そんな暇ない…っ」 「じゃあ1回ご褒美、ね」 「ひっ、ああっ」 ローション要らずなくらい糸を引かせてる先走りを塗りこむように上下に扱く。 蓮さんは前屈みに座り込んで俺の体にぎゅうっと抱き着いてきた。 顎を掴んでこっちを向かせると、会社での威圧的な蓮さんはもう居なくて、俺の前だけでのイヤラシイ表情。 はあはあと息を吐くその口を塞いで舌を絡めれば、必死にしがみついて俺を求めてくる蓮さんに、自身が痛いくらい反応するのがわかった。 「んっ、ふあ、ゆきや…!も、出そう…っ」 「あら。随分お早い。どこに出します?」 「おい、ふざけん、な!」 「あ、うわ…」 蓮さんがイキそうって言って、手のひらに感じる質量が増したのが分かったから。 体勢を崩してソレを口に含もうとした瞬間、ものすごい力で顔を掴まれた。けど。 引き剥がすのも達するのも間に合わずに蓮さんの欲が俺の口元にどぴゅっと飛んだのを見て、暗闇でも分かるくらいに蓮さんが赤面した。 あれ、そういえば、蓮さんのを口でしたことって無かったっけ。 「はあ、何してんだよ、ほんとに…」 「蓮さんが恥ずかしがるから顔にかかったじゃないですか〜。それとも、顔射がお好みでした?」 「ふざけるな。…こっち向いて」 茶化すように顔を覗き込むと、口元をぐいっと拭われてそのまま唇を重ねた。 ちゅっちゅと軽いキスで、一息ついたみたいな雰囲気出してるけどさ、残念でした。本番はこれからです。 明日も仕事だけどちゃんと加減できるかなあ。

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