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第8話

「無理?岩下は構わんだろ」 「ふぁあんっ……!それじゃ、オレ………んぁああ……上司公認で課長のセフレにしてもらえるってことですか?」 ああ、もう、キュウキュウアナルにチンポ咥えられ、テクニシャンチンポにえぐられて、こんな3Pは無理でも、また岩下課長に突っ込めたり、アナルグチョグチョに犯してもらったり出来るかもしれないなんて……ふあ、もう腰が止まらない。オレ、無茶苦茶だ。 「セフレ……っく……い、いや、そういうのはちょっと……くぁあ……はぁっ」 「なぜそういう発想になるんだ溝畑くん」 「ふえ?」 抜けそうになるほど暴れるオレの腰を椿原部長がぐっと引き寄せ、深い部分に亀頭を擦り付けた。 岩下課長もオレのチンポを咥え込んだ、締まった尻を前後させて……。 ああ、課長のヤラシイ腰つき。こんなの見れるなんて夢みたいだ。 「ぁっもぅ……イクぅッ!ぁ……部長また、ヤダ、根元握らないで……イカせて……ぁんん…セフレじゃなく性奴隷ってことですか?……岩下課長優しいですから、オレはそれでも……イイんですけどぉ……んん」 「………」 「………溝畑くん、恋人とか欲しくないの?」 「ほっっっっっっしいに決まってるじゃないですかっっ」 ああ、もうこんな前後貫かれた状態でそんなこと言われたら、頭の中ハートマークでいっぱいになって、胸はキュンキュン過ぎて何も考えられない。 「だよな、さっきそれっぽいこと言ってたし。岩下じゃダメなのか?」 椿原部長がからかうように、クイックイッと突き上げてくる。 岩下課長の肌の温もりを感じながら、恋人になれたらなんて想像させられたら。 もう、ハァッ……興奮でオレは破裂寸前だ。 「んっぁっ……ぁっっ……ぁっ……い、岩下課長がいつもオレをからかうから部長がこんなコト……オレなんか、そんな……ぁっイクっっ」 「………からかってなんか」 「溝畑くんは案外強情だな。じゃあ、俺は先に射精(イク)から、その後二人で続けて、溝畑くんが岩下をイカせることが出来たら恋人にしてもらえるというのはどうだ?」 「えっ……いいんですか?でも、オレ、イカせる自信ない……ぁんんんぁっ!ぁっっ!」 オレが言い終わるのを待たずに、椿原部長がフィニッシュをかけた。 部長の肌が熱を増し、会議室の空気が湿り気を帯びる。 「あっぁっっ!部長、イクっっ!ダメ!オレがイクっ!」 上級者な部長だと、腰をしならせ、パンパンとオレの肌を打つ音すら自信に満ちて聞こえる。 ジュンジュンとアナルから昇り続ける快感に足が立たなくなり、オレは岩下課長のたくましい身体にしがみついた。 「じゃ、イっとけ。若いし、一度イってもすぐ出来できるだろ」 「も……ぁ……イってますぅぅぅぅぅ。ぁ……も……ぁああ、ふひ……」 オレは部長に突き上げられるたび、プピップピッと少量ずつ何度も課長の中に液を漏らしてしまっていた。 「溝畑くん泣いてるのか?」 「ひくっ……気持ち良すぎてむりぃ……キツいですぅ………」 少量とはいえイッて敏感になった先端を狭い岩下課長のアナルにギュウギュウ締め付けられ、逃げ出したいけど脱力した身体を後ろから突き上げられ、どうにもならない。まるで人形にでもなってしまった気分だ。 「もう射精(イク)からもうちょっと我慢しろ」 「ふぇ……課長、助けてぇ……」 「み、溝畑……!」 「溝畑くん、そんなじゃ立派な性奴隷になれないぞ」 部長に笑われてしまった。 そうだ、オレは課長の性奴隷にしてもらう……あれ?そうだっけ?過ぎた快感で苦しくてよくわからないけど……。 あ、岩下課長がオレのものを抜こうと……。 「だっっダメ……課長、オレいい奴隷になりますから見捨てないで……」 必死で腰をつかんだ。 「……椿原さん、あんまり溝畑をからかわないであげてください」 「ふふっ、すまん。……はぁ…溝畑くん、もう射精(イク)ぞ」 「……ハイっっ」 ゴム越しでもわかるほど、アナルに熱が膨らんだ。 「っっっ………!」 快感が、甘く、甘く弾けた。 ああ、すごいっっ!中でイってもらうのって気持ちいいっっ! 背後の熱が離れ、汗だくの背中が冷える。 けど、オレの欲望はたぎったままだ。 まだ繋がっている岩下課長の肌に頬ずりする。 「はぁああ……これれ、ォレ、岩下かちょの、せいどれーに、しれもらえるんれすね」 「うーん、ま、それでいいんじゃないか?」 「いや、それは困ります!」 「なんれ?お願いでしゅ。オレなんれもしましゅから」 椿原部長の腰つきを真似て、岩下課長のアナルを突き上げる。 「っっ……!待て、溝畑、待て……」 「お、頑張れ溝畑くん、岩下も気持ちよくなってるぞ」 「はぁ……はいっっ。れも……オレ、も、無理かも。課長のギチギチアナルが良過ぎて、チンポ壊れそうなんれす」 「そうか。そっちが壊れても、溝畑くんには感度が良くなったアナルがあるから大丈夫だよ。しっかり奉仕して性奴隷として認めてもらえよ」 「椿原さん、洗脳するのやめてください!溝畑、腰を放せ……ぁあっっ……もう……ぁっ放して」 「岩下、恋人か性奴隷か、会議の最終結論をまとめ、後で提出するように。俺は打ち合わせがあるから、お先に。じゃあな!」 椿原部長が出て行きパタンとドアが閉まった。 ボヤんと白んだ頭で必死に考える。 性奴隷か、恋人か。 オレとしてはどっちでも嬉しいけど、岩下課長はどう結論を出すんだろ。 背中に頬を寄せ甘えながら、腰をしならせる。 んん……はぁ。……チンポ痛い。けど、あふ……気持ちよくって止まらにゃい。 オフィスラブ反対派のオレとしては性奴隷をチョイスすべきかもしれにゃいけろ、やっぱり恋人の座に憧れるなぁぁぁ。 「岩下かちょ……」 あふぅ………痛い。けろ、しあわしぇ。 「はぁっはぁっ…くっっ……」 会議室は岩下課長とオレの荒い息でいっぱい。 「かちょ……オレ、オチンポがんばったかりゃ、ごほーびに、かちょーのオチンポくらさい」 「え……ええ!?」 弱々しい声。 れも、かちょーはやさしーから、ぜったい、ぜったい、おチンポくれるはず。 ………。 ………そんな風に考えていたあの時のオレは、完全にどうかしていた。 もう、死にそうなくらい恥ずかしい。 「これじゃ、俺が性奴隷じゃないか……」 そんなことを言っていた、岩下課長の会議の最終結論は……。 本当に書面にまとめて椿原部長に提出したようだ。 岩下課長、真面目すぎる。 デスクで大笑いした部長がオレを手招きする。 なんて書いてあるんだろう。 でも岩下課長は椿原部長に絞られた二択以外を結論とすることはないはず。 なんにしろ……。 オレの職場は、常識的に縛られない発想を持った、優秀で、おおらかで、素敵な人たちばかりです。 《終》

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