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第27話 冬 -6-

「く、くま、よごれちゃぅ……! 俺ので汚れちゃうよっ……」 壱弥に揺すられる度に俺のペニスがクマの腹に擦れて……ソコが"ぐちゅぐちゅ"と音を出しながらに濡れていく。 「よごっ、しても良いよ、三葵、気にしなくて大丈夫だから……! ……は、はぁ……はぁ……っ……」 「で、でもっ……クマ……、ぐちゅぐちゅ……って……」 数度擦られているそこは既に濡れ、俺のペニスもその滑りに常にもどかしい刺激を受けて先走りを溢れさせて、濡らしてしまう。 でも、自分では上手く身体を支えられないからクマのぬいぐるみを抱き付いて、壱弥のペニスを後ろから受けるのを止められない。 俺のナカを行き来しする壱弥のペニスの熱と味わった事の無い内部を揺さ振られ、湧き出す快感に俺は初めてなのに意識が霞むくらい善がった。 だって……好きな壱弥とシてると思うと、全身が熱くなって"ちゅうちゅう"しちゃうんだ……。 壱弥も俺で気持ち良くなってくれてるみたいで、後ろから上擦る息と声が聞こえる。 そして、俺のナカで壱弥のペニスの質量が上がったんだ。 ミチミチと内部を押し広げられて、ミッチリ密着しているから、壱弥のペニスがどうしたいか、分かる。 「……ぃつ、やっ……ナカに、出して? ぃ、いいよっ」 「三葵……んッ……ふ、く……っ……」 「壱弥の俺、ナカに欲しいっ、から、ちょうだぃっ……!」 そう言って壱弥に振り返る様に視線を送れば、壱弥は「三葵、俺のっ……」と言いながら射精寸前のペニスを更に奥に進めて結合部を密着させて…… ―~~びゅる……ぶびゅるるるッ! びゅるるっ……!! 「~~ぅ、ぁ、あッ……あ、あついぃ……あついよぉっ……。ン、ん、んぁ、あ、あっ……!」 「く、は、ぁ、あ……ぁ……あ……」 壱弥から出された熱に俺のナカ、火傷する……! ナカに流れ込んでくる熱い流体に、俺の意識が瞬間的にごっそり持っていかれた。 口から涎が溢れて、ピクピクと身体が痙攣してくる。 "壱弥"を感じる部分、全部が熱くて熱くて…… そして壱弥に中出しされたと思ったら、急に俺の射精感が高まって我慢できなくなった。 「ぃ、つ……や、俺もっ、俺も出したい……!」 「良いよ。三葵も出そう? 俺が扱いてやるから」 「んっ、壱弥、壱弥ぁ……」 そしてペニスをまだ挿入したままで壱弥が俺のペニスを扱き始めた。 壱弥の大きな手が俺のペニスを扱いたり、弄ったり……。……あ……この感じ……。 「~~ぃ、っや、出るっ……! 俺っ……おれぇっ……」 「うん、分かった。三葵、出そうね……いっぱい、このまま出して良いから」 ―……ぐにぃいぃ……!! 「~~へッ!?? 何で、押して……っ? ぁ、あ、ダメ、クマに向かって出ちゃぅ……壱弥! いつやぁ!?」 「良いから……そのまま、出して……三葵……」 ―……ぶびゅるッ! ぶびゅー!! びゅー! 「……クマっ、おれっ……とまんない、よぉっ……!? ダメっ、や、やぁ……!? ぃ、いつや、ゴメっ……んぁ、あ、あっあ!」 「俺の手の中でペニスすげぇビクンビクンして射精してる……可愛い、三葵……」 「やっ!? ダメっ……ごめッ……ごめん、壱弥ぁっ……」 壱弥が俺を更にクマと密着するように押してきて、結局最後までそうした状態で射精させられた。 そして射精が終わって身体を起こされると、クマの腹と俺のペニスに"糸"が出来た。

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