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今日はショッピングモールへと来た 俺らはよく目立つようで周りの人にチラチラ見られている そりゃそうだ…… 玲は朱雨に所有物を示すフェロモンをガッツリ巻き付けている 俺も同様、フェロモンが巻き付かれている そして薫と遥にいたっては なにもしていないがラブラブオーラがダダ漏れで それで関係を隠している方が無理がある…… そんな感じで周りに注目されているのだが 当の本人たちは気にしておらず、ずんずんモールを進んでいく 朱「あー!かわいい!!」 ぬいぐるみがたくさん並んでいるメルヘンなお店を見つけ 朱雨がその中につっこんでいく 玲「はぁ…………ほんとに仕方ないやつだな……」 晴「そういいながら可愛いくせに」 玲「誰にも譲らん……あいつは」 晴「うわ、こわい、殺気出さないでよ」 朱雨がこっちこっちー!と手を振っている 正直行きたくない…… 男六人だぞ、しかも俺の誕プレをこの5人に選ばれるんだぞ…… 超絶嫌だ…… だったのだが…… 晴「…………ん…」 鈴「……………………ん?」 晴「……………………んっ!!」 言葉を発しないかれは 右手を差し出し動かない 手を握れってことか……? キュンッ あ、まただ…… 晴也のふとした仕草、俺を好きだという演技をしていると知っていてもキュンッとしてしまう… だめだ……また俺は…好きになってはいけない人を好きになってしまう…… これ以上好きになりたくない…… 好きになる気持ちが辛いことはとても良くわかっている 彼の右手を掴む余裕はなかったから 小指だけ掴んだ………… 晴「………………妥協点かな(ボソッ」 鈴「え……?なんて…?」 晴「なんでもない、いこう?」 まただ、そんな甘い笑顔を向けられるから…… 俺は勘違いして舞い上がりそうになる………… もう辛い…………………… 俺は彼から目をそらした………………

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