81 / 238

一方(Side玲)

鈴「……あ………………ん…………き…ゃ…………」 朱「わぁ…………鈴ちゃん声エッチ…………」 玲「お前は聞かなくていいから…………」 忘れてた……この家……防音機能がない………… おかげで鈴の発情した声が リビングにまで聞こえてくる…… ちなみにリビングの上の階が例の晴也達がいる部屋だ…………………… 遥「………………はぁ……ってかやっとくっついたね………………遅すぎだし…………」 朱「ほんとだよね! 俺らがひやひやしたー!」 薫「まぁ、晴也なら遅かれ早かれ手を出したでだろ…………万年発情期だからな、あいつは」 玲「晴也が聞いたら怒るぞ……笑」 そう俺たちは下で晴也を小馬鹿にしていた その時…… 遥「…………ねぇ、僕ひとつ心配がある」 玲「なんだ……?」 遥「……優人だよ…………」 その発言に俺たちの穏やかな空気が消えた…… 玲「……………………朱雨、その匂い、しまえ」 朱「だって……っ………………くそっ」 そう、俺達が考えていることは………ただ一つ 鈴がΩだとわかった今 優人が鈴を狙いはじめるのではないか…… ということだ………………

ともだちにシェアしよう!