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一方(Side玲)
鈴「……あ………………ん…………き…ゃ…………」
朱「わぁ…………鈴ちゃん声エッチ…………」
玲「お前は聞かなくていいから…………」
忘れてた……この家……防音機能がない…………
おかげで鈴の発情した声が
リビングにまで聞こえてくる……
ちなみにリビングの上の階が例の晴也達がいる部屋だ……………………
遥「………………はぁ……ってかやっとくっついたね………………遅すぎだし…………」
朱「ほんとだよね!
俺らがひやひやしたー!」
薫「まぁ、晴也なら遅かれ早かれ手を出したでだろ…………万年発情期だからな、あいつは」
玲「晴也が聞いたら怒るぞ……笑」
そう俺たちは下で晴也を小馬鹿にしていた
その時……
遥「…………ねぇ、僕ひとつ心配がある」
玲「なんだ……?」
遥「……優人だよ…………」
その発言に俺たちの穏やかな空気が消えた……
玲「……………………朱雨、その匂い、しまえ」
朱「だって……っ………………くそっ」
そう、俺達が考えていることは………ただ一つ
鈴がΩだとわかった今
優人が鈴を狙いはじめるのではないか……
ということだ………………
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