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(Side晴也)

おかしい……どうしてだ……………… 俺と鈴じゃ番になれないって言うのか………… そんなの嫌だ……………… 晴「どこだ……どこだっっ………………」 鈴「晴也…………どうしたんだよ…………」 晴「鈴……番の証が………………」 喋る鈴の口を見ていると…… 見つけた………………………… 晴「鈴………………舌ベロ、あーってして…………」 鈴「…………??…………あー…………」 あった………………俺と……鈴の番の証……………… 番の証である⊿のマークを見つけた あとは俺のマークを見つければ確定だ……………… 晴「鈴……俺の舌になにかかいてある?」 鈴「…………………………………………」 じぃっと鈴が俺の口を見つめる………… ドキドキしながらその返答を待っていた…… 鈴「うん……⊿がある……」 ブワッとフェロモンを放ってしまったのがわかった…… おい……フェロモンコントロールできないなんて……小学生かよ……………… 恥ずかしかったが……これで鈴が俺のものだとわかり……嬉しくなった………… ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ #フェロモンコントロール フェロモンを自分で操れる力 フェロモンが相手を攻撃したり、番を発情させる効果があるため、 小学生までにそれを抑える訓練をする αは簡単にフェロモンを発しないように教育を受けるので、 無闇やたらとフェロモンを振りまくものは 教育がなってないものとされ、αでは劣等とされる

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