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(Side鈴)
鈴「ご主人様、ご注文をお伺い致します」
客1「えー、じゃあメイドさん、ひとつ~」
客2「ぎゃはは、お前まじか!」
客3「お持ち帰りで~なんつって!」
目の前の客3人がぎゃはは、と下品な笑い声を教室内に響かせる
面倒な客に当たったな………………
さっさと接客を終わらせようと思ったのだか…………………………
鈴「ご注文をおねがいしま………………ひっ」
男の手が尻をさわさわと触り始めた……
鈴「な、なにするん……ですかっ!」
客「んー?いやぁ、ミニスカはいて、尻がチラチラ見えてんだもーん
触ってほしいんだなーと思って笑」
鈴「んなわけないですっ!!」
客「えー、ほんとかなー?
こんなに丸出しにしてるのに?」
鈴「それはっ……ちがいますっ!!」
客「えー、そーなの??
ってかおにいさん、お尻もちもちだね~
赤ちゃん肌?
手に吸い付いてくるよ、肌が笑」
やらしぃ~、ぎゃはは
と男達は騒いでいる
くそ…………殴りたいっ………………
だけど、どうすればいいのかわからない…………
困って固まっていると…………
優「お客様、ご注文お伺いしますね
…………鈴、お前下がってろ(ボソッ)」
客「あ?!てめぇは呼んでねぇんだよ!」
優「ご・注・文、お決まりですか?」
た、助かった……………………
優人が変わってくれたおかげであのセクハラから逃げることができた
秋「鈴ちゃあぁん!大丈夫??」
鈴「あ、小林、大丈夫だぞ?」
秋「よかったぁあ!
気がつくの遅くなってごめんね…………
隣でセクハラされてるの気がついたんだけど…………
どうしていいかわかんなくてっ!!」
鈴「それで、優人に?」
秋「だって!ひーくん以外に頼りになる人いないんだもんっ!!」
鈴「あ、ありがとう………………」
小林が気づいて、優人に助けを求めてくれたのか…………
細かい所まで気づけて、すごいな………………
なにはともあれ、ホンットに助かった…………
鈴「ありがとな…………………………あき……」
秋「……………………きゃーーーーー!!
なに!鈴ちゃんかわいいー!!!」
鈴「う、うるさい!!!お礼言っただけだ!!!!」
絶対俺、今顔赤いっ……………………
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