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(Side晴也)

最初は触れるだけだった………… だが、段々と抑えきれなくなり深くなっていく……………… 鈴「チュク…………んむ…………んぁ…………ぢゅ……」 晴「鈴…………チュ………んふ………」 舌を絡め、唾液を交換する……………… くちゅくちゅと音が聞こえる………… それだけでぞくぞくしてしまう………… あぁ……鈴とキスしてる……………… 鈴「ん…………んぁ…………ぁふ…………んむっ……」 夢中になってキスをしていると…… 鈴がとんとんと胸を叩く………… 仕方なく口を離すと………… 鈴「けほっ…………かはっ………………すぅ…………」 晴「ごめん、苦しかった??」 鈴「……………………ばか…………」 晴「ごめんってー、ね、もっかいしよ? 舌、べーってやって?」 そういうと鈴はべーっと舌を出した…… それをつんつんと舌でつつき、ジュッジュッと吸う それだけで鈴はビクビクして感じている もっと感じて欲しくて舌を絡め、上顎をすり、歯茎をなぞって頬の内側を舐める………… 鈴は、ハフハフしながら俺の舌に一生懸命舌を絡めてくれる……………… あぁ、きもちいい……………… そう思っていたのに…………………… ガラガラ………… 玲「鈴……晴也のぐあい…………………………」 朱「……ひゃぁっ!…………」 遥「……はぁ……ほんっとに君らは…………」 薫「あー、お邪魔しましたー」 キスシーンをバッチリ幼なじみに見られてしまった……………… 鈴は俺を突き飛ばし、朱雨に抱きつく…… 鈴「朱雨ーーーー!!!!!」 朱「り、鈴??え、どしたの……?………………よしよし…?…………」 玲「………………くくっ…………」 薫「あららー…………」 遥「……ぶふっ…………どんまい?晴也」 晴「うるせぇ、お前ら…………」 悪友3人は鈴に振られた俺を見て笑う………… 笑うんじゃねぇよ……くそっ…………………… くやしくなり、じとっと鈴をみて、拗ねていると…………その俺の姿を見て、反省したのかトコトコと近くにやってきた 鈴「チュッ………………………………お詫び…………」 晴「り、りぃぃん!!!!」 鈴「離れろ!!バカっ!!!!!」 鈴は俺の頬にキスをすると照れてそっぽを向いた…………………… か、可愛すぎる……俺の番………………っ!!! 鈴はちらっと俺を確認した お互い顔を合わせ笑いあい………… 俺たちはもう一度唇を合わせ、お互いがお互いのところに戻ってきたことを再確認したのだった………………

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