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*** 大和・side *** 『・・・・・・・・・・/////////』 『・・・・・・・・・・/////////』 えーと。 つーか、キスした後って 超 気まずい・・・・・ 超 恥ずかしいんだけど////!! 顔もまともに見られないぃぃ////!! ベッドに座ったまま、 どうしよう・・・と、悩んでいると コンコンとドアを叩く音が聞こえてきた。 『は、はいっ////!』 『開けてもいーい?』 この声・・・・・、母さんだ。 『ど、どうぞー。』 俺が答えると、ドアが少しだけ開いて 母さんが顔だけ覗かせた。 『あ。・・・・よかったぁ。大丈夫だった~♪』 『・・・・・・・・・・・・・・・////』 『・・・・・・・・・・・・・・・////』 ・・・・大丈夫って、なにがだっ//// なんの心配してんだ・・・・////! なんか、また変な気を回したらしいけど 親が集まってるのに 何か、なんてする訳ないじゃん。 ───って、キスはしたけどさ? 『・・・・・・・・っ/////』 ああっ!! そうだっっ! 俺、圭とキスしたんだ・・・///! キスしちゃったんだよなーっ/////! うわー♡ うわー♡ うわーはははっ! 『・・・大和、ニヤけてるトコロ悪いけど そろそろ帰るわよ?』 圭とのキスを思い出して なんともいえない幸せに浸っていると 母親の冷たーい ひと言。 なんだよー。 せっかく思い出してたのに帰るのかよー。 ・・・・・・・・ん? 帰る??? 『『えーっっ !?もうっっ !?』』 『あ・・・・・・//////』 『う・・・・・・//////』 わ、わー//// 圭とハモった・・・・//// て、照れる・・・・・////// でも、嬉しい・・・・! 真っ赤になって俯く俺たちを見た 母さんは 呆れたようにドアを開け放ち ズガズカと部屋に入ってきた。 『あのね、 気持ちは分からなくもないけど。 明日も学校でしょ?ほら、帰るわよ!』 『えー・・・・・。 あー、はぁ・・・・・・うん。』 仕方・・・・ない、か。 また、明日・・・放課後 会えるもんな。 ガマン、ガマン。 春休みは、お泊まりが待ってるし! 名残惜しかったけど、圭と一緒に (あ、ついでに母さんも)居間に戻った。

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