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*** 大和・side ***
ほぼ無意識で抱き寄せてしまって
“ 大丈夫かな?? ” と、緊張していた俺だけど・・・
圭も すぐ俺の背中に手を回してくれて
なんか、やっと安心。
よかった・・・!
マジでよかったよぉぉぉ・・・!!
ああ・・・しあわせ♡
『あの・・・・・や、大和くん・・////』
『んー?』
『あの・・・////キ、キス・・・・する?////』
『えっ・・・・・・・・・・っ//////!』
な、な、なんだってぇぇ!?
『・・・・・・・//////////////』
『い、いーのっ?///////』
『うん・・・・・・/////』
『ホントにホントッ////!?』
『う、うん・・・・・・/////』
『・・・・・・っ・・・////!!』
うわー////////
うわー////////!
マジで!?
いいのかな?
いいんだよな?
キースーッッ////!!
圭とキースーッッ////!!
嬉しいっ!
しーあーわーせーっ!!
『じゃ、じゃあ・・・・・//////』
『・・・・ど、どうぞ・・・//////』
上を向いて、キュッと目を閉じる圭。
顔、真っ赤。
耳も真っ赤。
あああ!
かわいい!
しかも “ どうぞ ” って!
なにそれ!なにそれ!
もう、めっちゃ かわいいよぉっ!
『圭・・・・・好き・・・・・/////』
ホントに好き。
大好き。
ゆっくり顔を近づける。
唇が触れた時、圭の体がビクッと震えて
そのまま体が固くなった。
よしよしと背中を撫でていると、
強ばった体から徐々に 力が抜け、
その代わりに、手が ギューッと
背中にしがみついてくる。
かわいい。
唇、柔らかい。
ずっと、こうしてたい。
でも、
そんな訳にはいかないのが現実。
それでも、
鼻で息をするのがツラくなるまで
離せなかった。
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