101 / 156
♡26
*** 大和・side ***
『え・・っと・・・?』
よく分からない。
好き?
好きって言ってくれた・・・けど
友達?か、か、彼氏として?
どっちの意味だろう・・・
(とかって考えちゃってもいいのか・・・?)
悶々と考え込んでいたら
圭がますます困った顔になる。
『あぁ・・・やっぱり・・・だよね・・・
ごめん・・・・僕・・・・・その・・・////
大和くんのこと、好き・・・だから・・・ね?////』
や、やっぱり?
で、好き・・・
ど、どっちの好き・・・??
モヤモヤする・・・
聞いてもいいかな?
『え・・・・、えーと・・・・・それは、
友達の好きってこと?・・・かな?』
『ううん。//////えっと・・・・
こ、恋の・・・・好き・・・・//////』
ポッと顔を赤くして、圭が俯く。
『え?』
恋の?
(えっと、鯉・・・じゃないよな?)
『─────っ!』
と、いうことは!
それって、つまり・・・・!
『あ、あのね・・・?
さっきは・・・お父さんが意地悪して
からかうから・・・なんか悔しくって・・・
つい・・知らないフリしちゃったんだ・・・ごめん・・・』
『え?フリ!?フリだったの !?』
『う、うん・・・・//////』
『・・・っ、じゃ、じゃあ・・・
ホントは知ってるって事っ?!』
『う、うん・・・っ・・・////』
・・・・・な、なんてこったぁぁ!
フリだったぁぁぁ!!
マジ、よかったぁぁぁぁ──っ!
神様、ありがとぉぉぉぉっ!!!
『ご・・・・ごめんね・・・っ? 大和くん。
僕・・・・大和くんとなら、その・・・キッ、キス///とか
その・・・/// そ、それ以上の事も・・・/////
出来るし・・したいし・・・////
あの、つまりは・・・そ、そういう・・・・
好き・・・だから・・・・・//////』
『・・・・・・・・っっ//////////!』
ズガーンっっ!!
雷に撃たれたような衝撃、再び!!
ちろり と、上目使いで俺を見る圭が・・・
真っ赤な顔で、目は ウルウルで
恥ずかしそうに、でも真っ直ぐ
俺を見つめる圭が・・・
かわいい・・・・・//////
かわいすぎるぅぅぅっっ/////!!
もー!なんだこれ!
今すぐ押し倒したい──っっ!
かわいいよぉぉぉぉっっ!!!
心の中で、叫びつつ
気づけば体が勝手に 圭を 引き寄せ、
しっかりと抱きしめていた。
ともだちにシェアしよう!