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*** 大和・side *** 『え・・っと・・・?』 よく分からない。 好き? 好きって言ってくれた・・・けど 友達?か、か、彼氏として? どっちの意味だろう・・・ (とかって考えちゃってもいいのか・・・?) 悶々と考え込んでいたら 圭がますます困った顔になる。 『あぁ・・・やっぱり・・・だよね・・・ ごめん・・・・僕・・・・・その・・・//// 大和くんのこと、好き・・・だから・・・ね?////』 や、やっぱり? で、好き・・・ ど、どっちの好き・・・?? モヤモヤする・・・ 聞いてもいいかな? 『え・・・・、えーと・・・・・それは、 友達の好きってこと?・・・かな?』 『ううん。//////えっと・・・・ こ、恋の・・・・好き・・・・//////』 ポッと顔を赤くして、圭が俯く。 『え?』 恋の? (えっと、鯉・・・じゃないよな?)  『─────っ!』 と、いうことは! それって、つまり・・・・! 『あ、あのね・・・? さっきは・・・お父さんが意地悪して からかうから・・・なんか悔しくって・・・ つい・・知らないフリしちゃったんだ・・・ごめん・・・』 『え?フリ!?フリだったの !?』 『う、うん・・・・//////』 『・・・っ、じゃ、じゃあ・・・ ホントは知ってるって事っ?!』 『う、うん・・・っ・・・////』 ・・・・・な、なんてこったぁぁ! フリだったぁぁぁ!! マジ、よかったぁぁぁぁ──っ! 神様、ありがとぉぉぉぉっ!!! 『ご・・・・ごめんね・・・っ? 大和くん。 僕・・・・大和くんとなら、その・・・キッ、キス///とか その・・・/// そ、それ以上の事も・・・///// 出来るし・・したいし・・・//// あの、つまりは・・・そ、そういう・・・・ 好き・・・だから・・・・・//////』 『・・・・・・・・っっ//////////!』 ズガーンっっ!! 雷に撃たれたような衝撃、再び!! ちろり と、上目使いで俺を見る圭が・・・ 真っ赤な顔で、目は ウルウルで 恥ずかしそうに、でも真っ直ぐ 俺を見つめる圭が・・・ かわいい・・・・・////// かわいすぎるぅぅぅっっ/////!! もー!なんだこれ! 今すぐ押し倒したい──っっ! かわいいよぉぉぉぉっっ!!! 心の中で、叫びつつ 気づけば体が勝手に 圭を 引き寄せ、 しっかりと抱きしめていた。

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