100 / 156
♡25
*** 大和・side ***
『あの・・・大和くん。』
『は、はははははいっっ!』
圭も困り顔でモジモジしてて
変な空気に包まれて
居たたまれなくなってしまう。
あああ・・・
もー、どうしよう。
今までの自分が恥ずかしいっ////!
とんだ勘違いやローだよ、俺ってば・・・!
で、でも!
だからって、圭への想いが
変わるわけではないっ!
そこは、それは・・・・・許して欲しい。
つか、許してくれ!
『あ、あの、大和くん。あの・・・////』
『ん?な、なにかな?』
『あの・・・・・なんか・・ごめんね?』
『───っっっ!!い、いや・・・・』
あああ・・・・謝られたーっ!
俺、フラレちゃったりするのかな?
パン屋には来てほしいけど、
男同士だから つきあうことは出来ません!
とか言われちゃうのかな??(泣)
『ぼ、僕・・・・・大和くんのこと・・・・・』
『・・・・・・・・う、うん。』
うああ・・・聞きたくない・・・
聞きたくなんかないよぉ・・・
で、でも・・・
覚悟を決めろ!
男だろ!
どんな事があったって、俺は
圭が好きで、圭の傍にいる。
例え、恋人になれなくても。
好きの種類は違っても。
俺は・・・・・圭が、
『好き・・・・・・///////』
そう、好き。
って・・・・・・・、
え?
今の・・・・・・、
圭の声・・・・・?
好き?
好き?
好き?
え?
そ、そんな真っ赤な顔で
そんな事・・・言われたら・・・
俺、また勘違いしちゃいそう・・・
つーか、
勘違いしちゃいたくなっちゃう・・・!!
ともだちにシェアしよう!