99 / 156
♡24
*** 大和・side ***
シ────ン。
『あは、あはは。そう、そうよね!』
母さんが乾いた笑いで誤魔化そうとする。
他2名は、銅像のように動かない。
俺はというと、雷に撃たれ、
黒焦げになったくらいのショックを
受けていた。
圭・・・・・・・!
まさか・・・まさかの・・・・!
プラトニックラブ宣言 ────っ!?
え?ええぇ!?
ウソ・・・・!!
ウソだと言ってくれーっっ!!
い、いやいやいや!
待って待って待って!?
これって、そもそも
俺と圭の「好き」の種類が
違った・・・・って事・・・・!?!?
俺が・・・・
俺だけが、
圭と つきあって、
キスしたい、とか
いつかは やらしい事も・・・(////)!!
なんて、思ってた・・・・って事???
ウ、ウ、ウソーッッ/////!!
────い、いや・・・・
でも・・・・
時々 抱き合う事とか
あったよな?
キス・・・・しそうになった事も
あったよな?
あれは?
あれは・・・・友情の印? ??
な、ワケないっっ!
ないない!!
ない・・・・よな!?
── って、
思ってるのも俺だけ・・・・
なんだろうか??
うわーっ//////!
なんか、恥ずかし───///////!
『えと、大和くん?』
圭の声に顔を上げると、いつの間にか
圭の部屋の圭のベッドに
腰かけていた。
隣には、心配顔の圭。
『・・・・・・ほえ?あ、・・・・は、はいっ!』
『あの・・・・大丈夫?』
『だっ、大丈夫でっすっっ!』
大丈夫じゃないけど、
大丈夫じゃないけど。
全然、大丈夫じゃないけど──!!
ともだちにシェアしよう!