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第8話 フルーツ・パラダイス

八、 ー フルーツ・パラダイス ー15禁 「 今日も暑い! やったマホーーー」 葉ちゃんの機嫌は朝からハイテンションだ。 昨夜早く寝ちゃった僕の知らぬ間になんかあったのか? なんか、昨日から続く気持ちはすっかり低飛行の朝。 やっぱり葉ちゃんには僕は手が届かない?と思ったら違うモヤモヤが湧いてきた。 心地よい帆走で船体を叩く波の音。 外洋だと感じる力のあるうねりにヨットをまかせると、葉っぱになって翻弄されてるような気がする。 そして、 またもや始まった酒盛りウィッズフルーツタイム。 最初は全員海パンを履いてたのに! 「 スイカ ソルティードッグ!」 「 スイカカクテル、 ミントとハニーが決めて 」 もう葉ちゃんと秀樹さんは海パンも脱いじゃって、自分の作ったカクテル自慢をし合ってる。 そのうち、下半身も露わな二人の会話は過激でエッチな話が花盛り。 「 いえ〜ぃ!秀樹、好きな体位は?」 「 ドッグわわんわんスタイル 」 それを聞いて、お腹を抱えて笑う葉ちゃん。 「 なーに笑いこけてんだよ 」 「 メン同士ってわんわんスタイルとかどうなの?」 「 え?葉ちゃん、やったことない!」 「 俺ってば、さ、挿れる方、挿れられちゃう方? 」 僕はもうこんな会話じゃ入っていけない。それもヘソから下の茂みをお日様の下にしっかり堂々とさらしながら、だよ。 「 うーん、、 そういう俺も要相手はどっちだとおもう?」 「 要さんもニコニコしながら、ハルトのどこ触ってんの? あはは〜二人とも脱いじゃえば?」 ヘルムを握る僕の肩に腕を回して機嫌良さそうな要さんが海パンを脱ぎ出した。 もうやだ、隣には天を突くような立派なものが、真っ黒いモジャモジャの中に…… 「 要〜 相変わらず立派だよ〜」 前に座ってしげしげ眺める秀樹さん。 「 だってさ、俺の場合 ハルト相手ならどっちになるんかなぁ」 葉ちゃんが懐いた猫のようにべったりと僕に寄っかかってる。 自分の乳首を指でクリクリ触りながら前を大きくした葉ちゃんに、 陶然としてる僕ももう限界なんだけど。 海パン持ち上げる息子がヨダレのサインを垂らし始めた。 「脱いじゃお!」 葉ちゃんが僕の海パンに手をかける。 「 サヨナラ海パン〜」 「 それとウオッカ、チチに ハニーとバナナ天国! 俺レシピ」 秀樹さん、マッパで仁王立ちしてなんのレシピ? 秀樹さんの真っ裸の後ろ姿は小麦色に焼けた肌に真っ白いお尻の山がキュッと締まって、なんか目が取り憑かれるよ。 「 前に蜂蜜でさ、身体中塗ってセックスしてた、映画で 」 「 あー知ってるファイアーTVで見せられた、おっさんに 」 と要さんも無邪気に答えて、チチを飲みながら下半身の大きなバナナなみに充分に育ったものを撫でている。 「 なにそれ、ベタベタで 後始末大変じゃん 」 「 見ただけだよーやっちゃいないよ、まだ 」 僕には刺激が強い会話が、 ザッパーンって船体に打ち付ける波の音の合間に交わされる。 酒にも話にも酔ってるから、もういいやと僕はデッキに裸てねそべった。 秀樹さんに代わったヘルムはゆっくりと海原を渡っていく。遠くに見える粒みたいなのはタンカーだ。 それは360度の蒼の中。 誰もいない、蒼い世界は僕らのものだ。 真っ裸のメンズが4本の竿をおっきく勃てて、記念撮影。 バシッと撮ったスマフォ。手取り棒は葉ちゃんの手荷物。 そして、なんでかみんなの竿の先にはフルーツが被ってる。 僕は横から要さんに乳首をクチュクチュされている。冷たいのはスイカのカクテルを含んだ舌で舐めしゃぶるから、 「 あァ、そんなとこ イャダ 」 って要さんの首にかじりつく。 秀樹さんに後ろから抱えられた葉ちゃん。二人は熱いキスをしながら秀樹さんの指は2本の雄をしっかり揃えて、 クチュクチュクチュ…… その音、扱いてるんだね。 要さんもやばい、僕の先走りを舐めながら、 え?これってフェラチオされてる? 「 要さん、イャ、あンアン……」 後ろに塗られたのはスイカの果肉 ? たっぷりと孔の周りを湿らせて、 正面から抱かれるともう挿りそう。 スイカの果肉で僕のお尻はゆるゆると滑るように動いてる。 慌てて要さんをどかした秀樹さんがお尻を振ってる僕に噛み付くように深い深いフレンチキッスを絡ますと僕の身体はもう溶けそう。 葉ちゃんは海に向かって自分のものを扱いてる。 その葉ちゃんを抱き込んで、自分の大きなペニスで素股する要さんのお尻が大きくピストンしてるのを眺めながら、僕は秀樹さんと先走りで濡れた身体を擦り合わす。 ねたねたしながら仄かに香るのは潮とフルーツの香り。 船のデッキは、肌を絡めたメンズたちのフルーツでまみれた雄汁だらけ。 「 キャア〜〜ドッグスタイルダァ〜〜 要さんの硬い!」 葉ちゃんが夏の日差しに吠えている。 あーなんだろう、 船の揺れがデッキの僕らを柔らかく大きく揺すって、 僕らはフルーツパラダイスに向かってる…… フルーツと酒とキスとセックス。 夏のパラダイスは船の上。 キラキラした陽光、青い海原 全てが僕らのパラダイス。

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