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第1夜 ④
(遥視点)
「アッまだイッたばっかりだ‥‥からウンッやめっヤァァンっ」
「クッ‥‥すっげぇ締め付け。噛み千切る気かよ。‥‥ッハァハァ 俺ももうイキそうだから‥‥もう少し、ハッ 付き合ってくれ」
言い終わると、打ち付けがいっそう激しくなる。
パンパンッ グリッ
「も、またイくっ や‥‥アアアアンッ 」
しばらくして、低い呻き声とともに、俺のナカに熱が吐き出された。
───翌朝。
イッたあとの記憶がごっそり抜けている。そのまま気を失ってしまったのだろう。
「痛っ!」
起き上がろうとして、腰に激痛が走る。
昨日は無理しすぎたかな‥‥。
しかし、腹痛は感じなかった。ナカ出しすると、充分に掻き出したとしても僅かに痛んだりするから、悠は俺の気づかないうちにゴムを装着していたのだろう。
───俺は、ナカに出してくれても良かったのに。
今度はそうお願いしてみようと決め、俺は悠と共に部屋を後にした。
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