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第2夜 ③
(遥視点)
絶頂まで登り詰めようとしたそのとき、
ふと、悠の俺自身への愛撫が止まる。
「ふぇ? 悠、なんで‥‥」
もうすぐイくのに。そして、突如視界を塞いでいたネクタイを外される。
怪訝に思い悠を観ると、悠は満足そうに笑っていた。
「よし、充分大きくなったよな‥‥」
悠は麻縄を取り出し、今にもはち切れそうな俺自身に宛がう。
────まさか。
俺の予想は的中し、悠は俺のペニスに麻縄を巻き付ける。
根本を重点的に巻かれたため、これでは射精は不可能だろう。
からだ全体を縛るだけの長さがある麻縄は、割りとキツめに結んだにも関わらず、だらんと垂れて、太股あたりでプラプラ
揺れている。
そして、再び視界が真っ暗になった。
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