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第2夜 ⑤
ピチャ‥‥クチュクチュッ
後孔に舌を差し込まれ、同時に胸の突起を摘まれると、快感に腰が浮く。
「や‥‥アッも、そこばっかり舐めないで‥‥」
僅かに声が上擦っているのが自分でもわかる。
ヒクつく花弁を執拗に弄られ、もどかしさに腰を揺らす。
はやく、挿れてほしい。
そんな願いとは裏腹に、悠は俺のアナルを舐め続ける。
「いいから、はやく‥‥はやくキて‥‥!」
空間を、沈黙が支配する。
いつもは言葉責めで羞恥を煽る悠が、無言で愛撫し続けているのは不気味ですらあった。
ふいに舌が離れていく。
名残惜しそうに花弁がヒクつく。
次に与えられる快感を待っていると、突如。
「アアアアアアアアッ」
悠の肉棒が、僕の身体を貫いた。
目の前がチカチカする。
‥‥イッた‥‥のか?
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