16 / 27

第4夜 ①

扉が閉まると、悠はチュッと音をたてながら俺の唇に吸い付いてくる。 「ンッふぅ、チュク‥‥ちょ、がっつくなって」 「先週会えなかったからな‥‥」 悠は、俺の口にキスをしながら、膝で器用に俺の股間を刺激してくる。 悠の愛撫に、俺の息子は熱を持ち、頭をゆっくりと持ち上げ始める。 二人でベットに倒れ込む。 悠は、ピチャピチャと俺の耳を舐めながら、片手でカチャカチャと俺のベルトを外す。 舌の先を耳の縁に滑らせられる。ジュブジュブと音をたてながら舌が侵入してきて、卑猥な音が俺の耳を犯していく。 熱い息を吹き掛けられ、耳朶を甘噛みされると、甘い痺れが全身に走る。 「ふぁ、ン‥‥耳にいき、ダメだってぇ ゾクゾクするぅ‥‥」 「もう勃ってんじゃん。溜まってる?」 そう言いながら、悠は下着の上から俺のペニスの先端を指でなぞる。 鈴口をグリグリと刺激され、激しく扱かれ、カウパーが下着を濡らす。 下着を脱がされる。 悠は、標準より少し薄い俺の陰毛をフワフワと触り、睾丸を揉みしだく。 「遥、何かあるの?さっきから窓の方ばっかり見てはモジモジして。」 バレてた。やはり、悠に隠し事はできないのだ。 「うぅ‥‥。あ、のさ、先週電話で、今度は玩具使ってヤろうって言ってたから、その‥‥」 「持ってきたんだ。ふぅん‥‥ じゃあ、使おうか。」 俺の鞄から玩具を出し、その玩具のひとつを手に取る。 「んひゃあっ!冷た‥‥」 俺の蕾と、玩具にローションを垂らす。 悠の指が、俺の蕾を撫でる。ツプ‥‥と指を挿れ、浅いところをクリクリと刺激したら、すぐに抜いてしまう。乳首を指のはらでこねくり回され、ギュッと引っ張られる。 物足りなさで俺は腰を浮かせる。 「ンッ、悠、もっと奥、触ってぇ‥‥!」 「ん-‥‥俺の指じゃ届かないから、コレで突いてやるよ。」 「あ、それダメ‥‥ナカ、変なっちゃうからぁ」 ズブズブと玩具が飲み込まれていき、最奥を突く間際まで来たとき、携帯電話の着信音が鳴った。

ともだちにシェアしよう!