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※第15話

「すっかり楽しんでしまったが、そろそろ帰らないと会合の時間でね」 衣服を整えて、遠野は帰り支度を始める。 すっかり出し切った彼は満足したような表情を浮かべて、ぐったりとシーツの波に埋まった統久の様子を見下ろす。 開いたままの脚の隙間から、電動の張形の背面が覗いている。 「君はもう少し楽しんでいくといい、結構出したから弾切れかもしれないけど、ベータがオメガを抱けるなんて機会あまりないだろうしね」 くすりとシェンに向かって笑いかけると、軽く手を振る。 スーツの上着を着ると、彼によろしくねと手を振り忙しそうに出ていく。 統久は精液まみれの顔を歪めたまま、ヒクヒクと弱々しく身を震わせている。 「大丈夫かよ、抜いてやろうか」 蠢くシリコンのグロテスクな張形を引き抜こうと引っ張ると、ぐぽりと白い液体が溢れ出てくる。 「ーーん、ふ、ぃああ、っ、や、ぬ、ちゃ、やだ」 首を振って嫌がるように身を震わせるのも構わずに、ずるりと引き抜くと、縁がヒクヒクと開閉して首を左右に振る。 「まだ、たりねえのかよ」 呆れたようにシェンは見下ろしながら、タオルで軽く拭う。 「ッンンッーーッふ、う、ほ、しい、なかッ.....っああ」 「わりぃけど、もう勃たねえよ」 腰を揺らしてねだる統久に手を振ると、ぐいっと力任せに押し倒されて、萎えた肉を口に含まれる。 「ーーっ、ちょ、無理矢理、かよ」 おもちゃを手にとってシェンの顔の前に跨がると、それをゆっくりぐちぐちと抜き差しする。 「ぐーーっ、ふ、う、ーーンンん、ふああ」 柔らかいままの肉を頬張りながら、ちゅうちゅうと吸い上げる動きに、シェンは眉を寄せる。 軽く玩具をくわえこんでいる穴をマジマジと見ると、割れ目は女性器よりも拡がっているようだ。 真っ赤に充血した肌はたまらないように何度も波打つ。 「ーーッくそ、勝手されるのは、腹立つな」 イラつきながらもすっかり昂った肉を吐き出され、騎乗位になってずるっとくわえこまれ、シェンは息を荒くさせる。 「そんなに.....ほしいのかよ」 「ーーッあ、ふう、うう、ンぁああ、おひん、ひん、ひもち、い、ほひい、あああ、ふかいっ」 ベッドのスプリングを利用して、手を伸ばして乳首を抓りあげながら、奥を突き上げる。 「こんだけ出したからな、そうやすやす達してやらねえからな」 覚悟しろと囁くと荒々しく何度も奥を揺さぶり子宮口を掻き乱した。

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