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微睡み―まどろみ―

 仕事から一緒に帰宅後、夕飯を食べてからソファで寛いでいる江藤に凭れ掛かって、宮本は寝息を立てていた。  満腹感に加え、江藤の体温と匂いが睡眠導入剤になっていると本人から報告を受けていたので、あえてそのままにしている。  隣から伝わってくるぬくもりと、気持ち良さそうな宮本のだらしない寝顔を見ているうちに、江藤も一緒にうとうとしてしまった。  中途半端な時間にうたた寝してしまい、このあとすんなりと眠れなくなる江藤だったが、宮本としてはその方が都合が良いらしい。  夜遅くまで、江藤を思う存分に抱くことができるから――。 愛でたし♡愛でたし

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