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第112話 溺愛 ※

俺は身体の向きを変えて、銀ちゃんの首に腕をかける。 「俺も…。銀ちゃんの傍に寄るとすぐしたくなる…。銀ちゃん…俺の中を銀ちゃんでいっぱいにして?」 首を傾げてそう言うと、銀ちゃんが額に手を当てて天井を仰ぎ、大きく息を吐き出した。 「はあっ…、今年も俺の嫁はエロ可愛くて困る…。恥ずかしいのかと思えば大胆な事を言う。おまえ…どれだけ俺を夢中にさせるんだよ。もうこれ以上ないくらいおまえを愛してるのに、もっと好きになってしまう…」 すごく嬉しい銀ちゃんの言葉に、俺は腕に力を込めてぎゅうとしがみ付いた。 「俺だって、毎日どんどん好きになってるんだよ。だから、もっと俺を好きになってよ…。ねぇ…早く俺に匂いを付けて」 「ちっ、だから煽るなって…」 そう吐き捨てると、俺を抱き上げて2階へ上がる。俺の部屋に入り、2人でベットに倒れ込むと、激しくお互いの唇を貪った。 しばらくして俺は息が苦しくなり、銀ちゃんの胸を押して一度離れる。俺が息を整えてる間、銀ちゃんは、俺の上唇や下唇をゆっくりと交互に食んでいた。俺がちろりと舌を覗かせると、銀ちゃんも舌を伸ばして絡める。そして深く唇を合わせて、俺の頰の裏側や歯列をなぞり、きつく舌を吸い上げた。 「ふぁ…っ、あっ、んぅっ」 唇から痺れが広がり、俺のすでに硬く立ち上がっている性器と後ろの孔が、同時にぴくぴくと震える。 銀ちゃんは一旦ベットから降りて、着物と下着を脱いだ。それを見て、俺も慌ててセーターと肌着、ズボンとパンツを脱いでベットの下に落とす。 エアコンのスイッチを入れると、銀ちゃんが再び俺に被さり、肌をぴたりと合わせて抱きしめた。 「ふ…、おまえの体温は温かくて気持ちがいい。それに肌は吸い付くようにしっとりとしていて最高だな…。ふふ、寒いのか?ここが固くなってる」 「んあっ、あっ、や…らぁ」 銀ちゃんが、俺のぴんと立ち上がった胸の尖りを、指で摘んでこりこりと動かす。首筋から順番に舌を這わせて胸にたどり着き、乳首の周りを尖らせた舌でなぞって口に含んだ。 「あっ、あ…んっ、はぁ…」 俺は銀ちゃんの頭を胸に押し付けるように抱え、無意識に腰を揺らす。 銀ちゃんの頭が徐々に下がっていき、俺の性器を下から一気に舐め上げた。 「ひぁっ、ああん、それだめぇ…っ」 俺は透明の蜜を垂らして太ももを震わせる。後孔が期待に震えて、収縮を繰り返しているのがわかった。

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