志狼も部屋着を脱ぎ、見事な裸身を晒した。 男の象徴はすでに熱く、硬くなっていた。 「イキたいなら、俺のことも気持ちよくしてくれ」 志狼は鉄平の小さな口に指を入れて、舌を弄びながら囁いた。 「んっ……ふぅ、む、あ……」 鉄平の口の端から溢れた唾液を舐めて、また口付ける。 「ん、ん、ふぅあ……は」 イキそうになったままの体を持て余す鉄平は、志狼に導かれるままに逞しい体の上に乗り上げた。 仰向けに寝た志狼の体の上で、志狼に尻を向けるようにして。 鉄平の目の前には硬くそそり立った強直がある。いわゆる69の体勢だ。 「え……？」 「その可愛い舌で舐めてくれ」 ようやく意味が分かり、鉄平はカッと顔を赤くした。 「そ、んな……アッ！」 志狼は鉄平の尻にガブリと噛みついた。 「イキたいんだろう？」 噛んだところをべろっと舐める。 「う、あ……」 「イカせてやる。気持ちよくしてやるから、いい子だから舐めてみろ」 鉄平は震える手で、恐る恐る志狼の強直に触れた。 志狼の雄のあまりの熱さに、ビクリと手が震えた。 意を決したように、鉄平は小さな口から可愛らしい舌を出して、志狼の男根をチロッと舐めた。 「……っ」 志狼は熱いため息をついた。 あの小さく可愛らしい舌で初めてフェラチオをしているのだと思うと、ぎこちない舌使いでもすぐイってしまいそうなくらいに興奮した。 「んっ、んっ」 口の小さな鉄平は、亀頭だけを含んで、ちゅうと吸った。 「はぁ……タマ……」 志狼の色気のある、低く掠れた声で名前を呼ばれて、鉄平はドキリとした。 もっと気持ちよくしたいと、一生懸命に志狼の雄の象徴を舐めて吸った。 「……んむ、ぅ……ん」 志狼は鉄平の尻を開き、アナルを舐めた。 「むぁっ！？……やっ、なにを！？」 「ほら、タマ。やめるな。ちゃんと舐めてくれ」 「ぁ……んむ、ぅ」 志狼に甘くせがまれて、再び亀頭を含んだ。 志狼は鉄平の後孔をべろべろと舐めはじめた。分厚い舌全体を使って、唾液で濡らしていく。 「んんんぅ……ッッ！……む、ぅん！」 鉄平は白い尻を震わせながら、必至で志狼の強直に奉仕し続けた。 志狼は舌を尖らせて、鉄平のアナルに舌先を捩じりこんだ。 「あ！？　あぁああっっ！　やぁ」 思わず口を離して、鉄平が大きく喘いだ。 志狼は舌と指をアナルに挿れて、鉄平の可愛い孔を拡げていく。 「いやぁ……待って。まってぇ……あ！　あ、あ、あぁ」 二本の指でアナルを開き、舌で内(なか)の肉を味合う。 「ぁあ！……や、だ……やめて、まって……お願い…おね、が……あっ」 逃げようとする腰をぐっと引き寄せ、びちゃびちゃと舐める。 「ぃやあ！……だめ、だめぇ！……あ、あ、あ！」 志狼は鉄平のピンク色のアナルと、開いた内側の少し色濃い肉の味に興奮する。 獣のように長い舌で愛撫し続けた。 「ああ！　ああ！……やっだ、ぁあ……ゆるしてぇ……それ、嫌だぁ……！」 卑猥な音が響き、鉄平は身悶えて啜り泣いた。 「ふっう、うぅう……あ！……あっあっ……は、ぁあ！」 喰われる……そんな感覚が一番近いかもしれない。 甘い責め苦に、鉄平はもう舐めてなんていられなくなって、志狼の逞しい腹筋の上でぐったりと身を委ねた。