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第6話
朱「………………んぅ…………ぁ」
?「おはよう、僕」
朱「おはようございます」
僕はいそいそと服を着て、ここを出ていく準備をする………………
するとそれを見た彼がこういった……………………
?「ねぇ、僕達体の相性がいいみたいだね
………………どう?セフレにならない?」
はぁ………………まただよ………………
俺とセックスをした人はだいたいそういう
だが、俺は一回したら二度としない
…………いや、前はしていた……………………だが、ちょっと前に2回目をしようとした人に嫌なことをされたため、そこからもう二度としないと決めた……
朱「ごめんなさい、俺1回体繋げた人とは2回目やらないの
でも、サイコーにきもちかったよ…………
おにーさん♪」
チュッと頬っぺにキスを落とす
そのままチュッチュッとキスに入ってしまう
うぅ…………帰りたいんだけどなぁ………………
キスをしていると、スルスルとズボンとベルトのあいだに名刺を挟まれる
?「これ、僕の名刺
一ノ瀬冬馬[いちのせとうま]っていうんだ
もし、気が変わったら連絡して?
待ってるから」
朱「………………わかった……
じゃあね?おにいさん」
最後にもう一度キスを落とし、ホテルの部屋を出る……………………
………………………………
ホテルから出ると目の前から驚いた声が聞こえる………………………………
玲「………………………………藤原?」
ちょうどホテルから出たところを東堂玲に目撃される…………………………
うっわ、なんてタイミング悪いんだよ、お前…………さいあく………………
驚いた顔をしている玲、渋い顔をしている俺……………………
これからあんなことになるだなんて、俺たち2人とも予想出来ていなかった……………………
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