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第7話

玲「お前…………こんな所でなにやってるんだよ」 朱「お前には関係ないだろ?」 おいおい、ほんとにまずいぞ……………… やばい………………学校のやつに知られるなんてっ…………………… 今までバレたことがなかったから……油断していた……………………しかも……よりによってこいつは風紀委員だ…… 面倒だな……………… どうすれば…………逃げられるだろうか………… そう考えていると、パシッと腕を掴まれた 逃がさないと言わんばかりに、ぎりぎりと強く握られる………… 朱「………いたっ…………………はぁ??」 玲「ついてこい……言い訳はたっぷり向こうで聞いてやる」 朱「……ちょ、はなしてっ!」 連れていかれるなんて絶対嫌だ!! 絶っ対!行き 先は進路指導の先生の元だ… それだけは嫌だっー!!!! じたばたと暴れていると、俺を助ける声が聞こえる…………………… 冬「…………ねぇ…………僕の連れになにか用?」 冬馬さんはそういうと、俺の腕を掴んでいる東堂の手を優しく剥がした 手を剥がされた東堂は冬馬さんをギロりと睨みつける……………… だが、そんな視線を気にもとめずに、俺の元に来て優しく怒り始める 冬「もう……ダメじゃないか〜先に出たら…… 僕らは“恋人”なんだから 一緒に部屋を出ようよ〜」 朱「こ、こいっ!?」 ギョッとした顔で彼を見つめると、ウインクをしてきた ………………あ、恋人のフリをしろってことか………… 俺は冬馬さんとアイコンタクトをとると、状況を察した 恋人のフリをするために彼の腕に俺の腕を絡める………… 朱「ごめんなさい…………男同士って偏見があると思って………… 誰かに冬馬さんを悪く思われるの俺嫌だったから………………」 冬「かわいいなぁ君は……………… さ、帰ろうか……僕達の家に…………」 そういうと、彼は俺の額にチュッとキスを落とす 朱「………………はいっ」 そういって彼と歩き始めた………… その時……………… 玲「………………まてっ!」 と、引き止められた……………… ………………あぁもう!めんどくさいな………………

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