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第25話
「……」
アキラは無言で、頷き…ナオの手を取る。
しかし…人の指を自分の中へ入れることに躊躇いは生じる。
「…出来ないのか?」
動かないアキラを促すように触れ囁くナオ。
「や、…やる」
首を振って、さっきと同じようにゆっくり中へ…
「もっと奥へ…」
「…ぅ、うん…」
促されさらに指を入れていく…
指の付け根まで入ったところで…ナオはその指先を内部で動かしはじめる。
「アっ…ダメ、動くの…っ」
アキラは嫌と首を振り…震える。
可愛い反応にさらに虐めたくなるナオ…
動きをやめようとはせず…中を探るように指をさらに奥へ進め、擦って前後に動かす。
「っん、やっ、だ…ァ!ぁ…っ」
慣れてきたのを見計らって…中指もアキラの中へ入れていくナオ。
指先を巧みに動かしながら…狭いアキラのそこを少しずつ開いていく…
「は…、ぁッ…動かさな…いで、…気持ち、わるい…」
内側を色んな方向から撫でられ…
ムズムズする感覚に耐えられず、頼むようにナオに言うアキラ。
「…自分でしたいのか?なら次はこれだ…」
ナオが取り出したものは…
ゴム製の性器に似た玩具、大人のソレとはやや小さめだが…アキラの手に渡ると指なんかとはくらべものにならない…
「こ…れ、」
ナオがさせようとしていることは…分かるが、こんなものが…自分のココへ入るのか…恐くなって、困惑してしまう。
「…手伝おうか?」
そうナオは言い…
それをアキラの手ごと持ち、アキラの入口へあてがえる。
「アッゃ!ま、まってッ…」
急な動きにビクッとするアキラ。
「ふ…このまま、抑えて…入れてみろ」
アキラの反応が楽しくて仕方ないナオ…さらに促す。
「…っ、」
アキラは、泣きたい気分で…しかし従うしかない…
その棒を自分の中へ…
「…っ、はぁ、痛ッ…」
受け入れようと力を抜いても…大きさが痛みを伝えてくる。
「まだ少ししか入ってないぞ…」
さらにアキラへプレッシャーをかけるナオ。
「遠慮するな、俺が助けてやるぜ?」
「ん、や…触ら、ないで…ッ、ぅ…ぁッ」
心とは裏腹にぐっと抑えて入れてしまうアキラ。
「できるじゃねーか、偉い偉い…」
などと笑顔を向け褒めるナオ。
「…な、にが、たのしいの…」
アキラにとってはナオの気持ちは理解不能だった…
「お前を見るのが楽しいんだよ、初で、ここまで出来る奴はそういないからな…気に入った」
ナオはそう囁くといきなり行動に出る、身体を丸めるようにして震えているアキラに…片腕で脇を抱え軽々身体を持ち上げて立たせようとする。
「は!ゃあッ…ん」
後ろに異物が入ったままだったのでうまく立つことができず膝立ちになるアキラ…
「オキの肩を持って立ってみろ、早く!」
ナオは容赦なく言い放つ…
あぐらをかいて見学していたオキの正面へ誘導し促す。
「んっ…は、ぁ…ァッ」
アキラはオキの肩に両手をかけ、向かい合うカタチで片足からゆっくり立ち上がろうとする。
その際、後ろにささっているものが動く度に中へ刺激をもたらしてくる。
オキが顔にキスしてくるが気にする余裕などない…
「ふ…ぁ、取って、ッ、いい?」
この異物を早く取り除きたくて頼むアキラ…足を開いた状態で立ち上がる。
「まだだ…」
軽く否定するとナオは、アキラの中にある玩具を掴むとゆっくり捻るように動かす。
「ぅ、ァやだ!痛ッ…、っ」
ぐりぐりと深く、浅くアキラの反応を見つめながら遊んでいるナオ…
はじめは痛みも伴い…震え上がるが…
「んァ…やめ、て…や、ァ…ぁッ」
次第にその大きさにも動きにも慣れてきたのか、スムーズに玩具はアキラの後ろを犯す。
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