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第24話

「何をすればいいの…」 相手の望みを知るため、やはり真剣に聞くアキラ。 「そうだな…こっちへ来い…」 裸のアキラの腕を引っ張って、ナオは自分の前へ同じ向きにアキラを座らせて… 「…逃げずに、最後まで、俺たちの相手をすること…」 耳元で囁き…アキラの胸を弄りだす。 「っ…」 見知らぬ男の手が、身体を触ってくる。 こんなに密着して、触れられることに慣れていないため、反応の返しかたすら分からないアキラ。 うつむいて耐えていると… 「ほら、もっと可愛い声を聞かせろよ…嫌なときは嫌がっていい…」 ナオはアキラに後ろからキスしながら…囁き、アキラの可愛いらしい前を包むように触れていく… 「あっ…や、」 大切な場所を揉まれるように他人に触れられ…声が漏れてしまう。 「そうそう、その声がごちそうなんだよ…」 ナオは嬉しそうに言うと、小さく屈んで拒むアキラの脚をひらかせ… 「オキ、オイル!」 取ってくれ、と指示する… オキは言葉とおりにボディオイルをナオの手に垂らす… 「大事な商品になる予定だからな…出来るだけ、ケガさせないように…」 ナオはそれを手に馴染ませ…アキラの前を弄って…後ろの入口へ、まわりを潤していく… 「んっ…い、やだ…は、っ」 ぬるぬるとした感触… その気持ちの悪さに…耐えられなくなるアキラ、身体をよじるが… 「でも、これだけガキだと…無傷って訳にはいかないだろうけどな…」 オキに笑いかけ… ナオは後ろを弄っていた指を一本、人さしゆびから挿入していく… 「んッ!?」 突然、大人の指がそこを押し割って入ってこようとしたので…アキラは身体を硬くしてしまう。 「ッ…ぃ、痛っ…いやだ…やめてッ」 その途端、ピリッと背筋を走るような痛みがして… 両手でその手を抑えて拒否するアキラ。 「こーら、そんなに硬くなっていたら…余計痛いだけだ」 なだめるようにアキラに囁き、指を挿入するのを一旦やめる。 そして… 「手を出して…自分でやるんだ、どうすれば痛くないのか…」 アキラの右手を掴み…オイルを絡ませると、アキラを促す… 「え…?」 戸惑っていると… 「やらないなら、俺がしてもいいのか?」 再び、人さし指をアキラの可愛いくぼみに触れさせる。 「や、やだ…わかった…」 びくっと震えるアキラ。 「いい子だ…」 優しく耳元で囁かれ…頭を撫でられる。 今までに、頭を撫でてもらったのもけんじさんだけだった… 優しくされることに慣れてない… 父親には…どんなに頑張っても認めてもらえなかったから… 見知らぬ恐い人のはずが…心の底で思ってしまう。 あの父親よりは…この人の方が、オレを認めてくれる…? 閉鎖的空間で、そう混乱してしまう。 アキラは言われた通り…ぬるぬるしている場所へ…自分から指を近づけ、そっと指を入れてみる。 「……」 自分でしてみると、痛みは感じなかった。 自然と力が抜けたから… それからどうすればいいのか…ナオになげかけるような視線を向けるアキラ。 「どうだ?痛いか?」 「……」 その問いに短く首を横に振るアキラ。 「なら…指を増やすんだ…次は2本、一度抜いてから入れてみろ」 教えるように促すナオ。 「…うん、」 頷いてアキラは言われた通りにゆびの数を増やす。 「いいぞ…もっと奥まで…」 アキラの指を進ませるよう、周りをなぞりながら囁く… ナオの手の動きも気になったが… 言われたことを必死でするアキラ… オイルで滑りやすくなっているので、子供の指くらいはわけなく入る。 「分かったか?なら今度は俺の指だ…」 ナオはひとさし指を立てて…アキラの前にかざす。 「さあ…持って、やってみるんだ…」

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