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「お、俺が女ぁ?」 「そう。ここにね」 広げた掌を意地悪お兄さんの腹に押し当てる九。 「僕の子種を一晩、ううん、日がな一日注ぎ込んで孕ませてあげたい」 「……化け狐のお前でも子がほしいって思うのかよ。俺は男だから一生孕まねぇぞ」 意地悪お兄さんは赤面しながらもぷいっと真上の九から顔を背けました。 「悪かったな……女じゃなくて」 いじらしいったらありゃあしない意地悪お兄さんの拗ねた様に九はコンコン笑います。 「そうだね、確かに君にはこんなに御立派なモノがついてるね」 股間にぶら下がるイチモツを袴越しに、にぎにぎにぎにぎ、愛でます。 「あ、ぅ……ふっ……」 「おなごを孕ませるに十分な、逞しい御立派な、ね」 「あッ、こ、九っ……これ高ぇんだぞッ、汚すな!」 しごかれて思わず声を上げた意地悪お兄さん、すると九は急がない手つきで恋しい肌から婿衣装一式を蔑ろにしていきます。 何ともヤラシクじっくり正装を乱されていく、お婿さんだったはずの意地悪お兄さん、妙に恥ずかしくって相変わらずそっぽを向いたまんまです。 いつもならお粗末な浴衣ですぐにヒン剥かれんのに、こんな慣れねぇ袴だと、なんつーか……じれったいっつーか、……、……? 途中でぴたり、九の手がとまり、ぎこちなく頭上に目をやろうとしたら。 意地悪お兄さん、ぐるん、されてしまいました。 袴とふんどしをずり下ろされて、剥き出しになった尻の狭間に、ぬるり触れるは……九の人間男根です。 「うわッ!? おい、汚れんだろッ!?」

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