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「どう? これで君と見合うようになった?」 な、な、なんか生々しくねぇかコレ。 どんだけ別嬪狐なんだよ。 檻に入れたら倒錯的ですらありそうだぞ、まぁ檻になんか入れられるわけねぇけどよ。 「わっ」 鼻っ柱をぺろりされて意地悪お兄さん狐は乙女みたいに赤くなります。 あんまりにも自分と違い過ぎる美しい狐姿にどぎまぎしてしまいます。 「も、元に戻れ、九」 「え? どうして? まだ按配が悪いの?」 「悪すぎだ!!」 美しい白狐はコンコン笑いました。 どぎまぎする余り軽く震えている灰色狐にもっと寄り添いました。 ざらざらした毛並みを丁寧に優しく整えてやります。 耳や、付け根、背中にかけて、じっくり、ゆっくり。 時にぱくっと甘噛みしたり。 「ひぃ……っっ」 板間に敷いた座布団に爪を立てて悶えた灰色狐に熱い眼差しを注ぎます。 「君って。罪なお嫁さんだね」 「はぁはぁ……も、やめろ……こんなの毛づくろいじゃねぇよ……」 「雨の中をあんなに楽しそうに駆け回って。僕から離れられてそんなに嬉しかった?」 あ、やべぇ、こじらせモード突入しやがった。 「そ、そりゃあ、朝昼夜ずっとあんなくっつかれたら、」 「僕は朝昼夜ずっとくっついていたいけれど。何なら、ね……朝昼夜ずっと一つでいてもいいけれど」 「こ、九、おい?」 「三日三晩、ううん、七日間……ひと月……一つでいてみる?」 「む、むりだろそんなん、つぅか俺、狐……ッッ」 「うん。だから。僕も同じ姿でいるんだよ……?」 「っ……あ、あ、あ……マジかよ……ぎゅぅううぅうぅ~~……っ」 意地悪お兄さん狐にぴったり覆いかぶさった白狐の九。 狐男根が狐尻に挿入っちゃっています。 正真正銘、交尾しちゃっています。 「お、お前なぁっ……ぎゅぅぅぅぅーー……っっ」 「ん、狐の君のナカ……コンコン……とってもいい按配だね」 「しっ知るかぁっ……あっあっ、動かすなッ、俺んナカで膨らますなぁッッ」 狐尻の奥でどんどん硬く膨らんでいく狐男根。 どちらのふさふさ尻尾もぶわぁぁっと膨らみます。 ひんやりしていた板間が熱々な交尾ムードに熱せられていきます。 ひっきりなしに擦れ合う灰色毛と雪色の毛。 「ねぇ……どう……? 狐の君も僕に感じてくれる……?」 首元をはむはむされ、愛しげにぺろぺろされて、意地悪お兄さん狐は座布団をカリカリ引っ掻きます。 目つきの悪い双眸からぼろぼろ溢れる涙。 お腹の下でぴくぴく揺れる灰色狐の狐男根。 「ぎゅううううぅうっっ……感じるっ……感じちゃう……っ」 より激しく尻奥を小突かれて意地悪お兄さん狐は「ぎゅーーーーーっっ」と鳴きました。 堪らなさそうに鳴く灰色狐が愛しくて堪らない白狐。 もっともっと膨らませます。 もっともっと小突きます。 もっともっと愛します。 「はっ、はぅぅっ、やっだ……嫌だっ……こんな姿でっ、狐でっ……おれぇ……っ」 「君は根こそぎ僕の狐だから。僕が許してあげる。達してごらん」 とうとう座布団を浅く引き裂いて呻吟した意地悪お兄さん狐。 お腹下で膨れきっていた狐男根が一段とブルブルして、そして……男根汁をびゅくりと弾きました。 「あっあっあっ……いっちゃぅ、ぅ……っここのっ……ここのぉ~~……っ」 「かわいい……僕もたっぷり……種付けしてあげる」 白狐は禁断絶頂に打ち震える灰色狐の尻奥限界まで狐男根を捻じ込みました。 灰色毛でふさふさな腰を強く抱き込み、ぐりぐりぐりぐり押しつけ、宣言通り……たっっっぷり種付けしました。 「ぎゅーーーーーっっ……ここのっ、ここのっ、ここのぉ……っ」 「うん……僕はここにいるよ……ずっと君のそばに、ね」 射精しながら交尾を続ける白狐に灰色狐はキュンキュン鳴くばかり。 「ひと月が終わったら梅雨もすっかり明けてるだろうね」 「マジでひと月すんのか!? ぁ、らめっ、狐ちんぽらめぇ~~~……っっ」 「ひと月でも足りないくらいだよ……コンコン……」 鉄砲玉で危うく傷つきかけた意地悪お兄さん狐を改めて愛し直す九なのでした。

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