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過激愛撫に忠実に連続射精に至った意地悪お兄さん。 あわや白目を剥きかけたところで、やっと離れていった九の手。 「えらい、えらい、いいこ、いいこ」 二度目の初夜に浮かれる狐夫は自身の指を伝う嫁汁を舐め上げます。 上体を倒すと、意地悪お兄さんの大きく上下する胸に飛び散っていた雫も丁寧に舐め取りました。 「っ……ん……む……」 その後で呼吸の荒い意地悪お兄さんに接吻しました。 唾液に白濁をまじえて、あやかし本性を滲ませて、それはそれは激しく淫らに長々と口づけました。 あれよあれよと言う間に駆け足でやってきた夕闇。 開け放された和室の行燈に独りでに火が灯ります。 「ーーそろそろ」 いつにもまして口元が乱れた意地悪お兄さんは息を呑みます。 蜜穴奥でさらに硬く膨れ育った夫男根に、その兆しに、胎底をこれでもかとざわつかせます。 九は涙目の意地悪お兄さんを覗き込みました。 「君のなかに種をまくよ……?」 ……いよいよ九に種付けされる。 ……ガチで。 「君にとってそれも、別にどうってことねぇ、なのかな」 もうヘトヘトになりかけている意地悪お兄さんに九はさらに覆い被さります。 密着を深める屈曲位にして体を押さえつけ、真上から蜜穴をじっくり穿ちます。 「あぁっ、ん……九ぉ……っ」 「こづくりなんか、どうってことない?」 「そんな、わけっ……」 「僕とのあかちゃん、ほしい……?」 狐夫の律動に合わせて空中でガクガクと揺れる意地悪お兄さんの両足。 「ほし、い……っ……」 九の背中に両手を回した意地悪お兄さんは浴衣をぎゅっと握り締めました。 「……どうってことない、なんて、ウソに決まってンだろ……俺だって……お前とのこども……ほしい……」 九は……ものものしげに歯軋りしました。 切れ長な目に縦状の瞳孔を走らせ、しどけなく乱れていく意地悪お兄さんに千の愛を叩き込みました。 「こ、こ、の……っ……っ……!!」 百の恋を全身全霊に漲らせた意地悪お兄さん。 あやかし伴侶に種を植えつけられました……。

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