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……あんなでっけぇの突っ込まれたら確かにぶっ壊れるかも。 ……つぅか裂けるんじゃねぇのか? 「やっぱり……今のお前とのこづくりはナシにーー」 「ギシャアアアアッッッ!!!!」 おかんむりな狐夫に意地悪お兄さんはしぶしぶ折れました。 自分から言い出したクセして「仕方ねぇな……ちょっとでも裂けたら慰謝料払えよな……」とブツクサ文句を言っています。 でも。 布団の上に自分から四つん這いになって、あやかし伴侶が交わりやすいよう、高々と尻を突き出しました。 「おら……呑み干してやっから来いよ、このクソ助平旦那様が……」 どでかい化けもん狐の姿と化した九は切れ長な目を興奮で爛々と輝かせます。 布団に伏せた顔を茹で蛸の如く真っ赤にしている意地悪お兄さんへ、にじりにじり、にじり寄りました。 「んっ……?」 傷つけないよう己の舌で改めて蜜穴を濡らします。 唾液をたっぷり纏った厚く長い舌で丹念に、べろりべろり、舐めました。 「おい、九……お前ので、もう十分濡れてっから……いいって……んっ……ン……」 人間男根で攻められて感度が恐ろしく倍増していた入り口。 慎ましげに小さく勃起していた陰核亀頭もぬるぬるやられて、腰がピクピク、意地悪お兄さんは軽い絶頂を何度か繰り返しました。 「いっ……いくっ……っ……あぅっ、ぅ……う……?」 ぐ、と押しつけられた、舌とは違う激熱激太な質感。 「う、わ、ぁ……やっぱ、これ、マズイんじゃあ……」 初夜にしてすっかり熟れた蜜穴に、さらにぐっと押しつけられた妖怪獰猛男根。 四つん這いになった意地悪お兄さんの背中に長毛ふっさふさの雪色の巨躯を迫らせて、頑丈な四肢でどしんと床を踏みしめて。 九はゆっくりと腰を落としていきました。 ず、ず、ず、ず、ず…… 「う、う、う、う、う……」 入り口を拡げ、膣壁を限界まで押し上げ、隅から隅までとろとろなナカへと挿入(はい)っていきます。 人間男根よりも雄々しいあやかしイチモツ。 胎底を占領されている感がパねぇです。 どっくん、どっくん、荒々しく脈打っているのが肉伝いに嫌というほど伝わってきて意地悪お兄さんは無意識に口走りました。 「お、お前ので……腹いっぱいに……なってる……」 あやかし伴侶の長い長い睫毛がばっさりと伏せられました。 孕期の特徴として痛覚が薄れ、代わりに快感が増し、堪らなさそうに()がる意地悪お兄さんを愛おしげに見つめます。 荒ぶる本能を抑え込んで動きます。 形振り構わず屠り尽くす勢いで交わりたいのを我慢して、ゆっくり、ゆっくり、もふもふ巨体を揺らめかせました。

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