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第3話 抑えていた欲望。

「んっ。」 優多の可愛いらしい声を聞き、益々自分の喉が枯渇していく様な感覚に襲われ、早く喉を潤したくて彼の柔らかな唇を舐めた。 「んんっ、あっ 、、」 彼が声を出した瞬間、自分の舌を滑り込ませ歯列をなぞり、口内に舌を伸ばした。 優多は驚き口を閉じようした。 彼の歯に俺の舌が挟まれ一瞬痛みを感じると、舌から血が滲んで来た。 「あっごめん。。びっくりして。。。」 「悪いと思うなら舐めて。」 俺は慌てふためく優多に舌を出し、自分から来るように促した。 優多は躊躇しながらも、血が滲んだ尊の舌を舐めた。 2人の唾液と血の味が混ざり合い、もっと味わいたくて唇を貪り尊は自分の舌を優多の舌に絡めた。 ぴちゃっぴちゃっといやらしい音が響き、混ざり合った甘い唾液を互いに飲み込んだ。 唇を離し、自分に組み敷かれ眼を潤ませた優多の顔を眺め、端から伝え落ちた唾液を舌で舐め取った。 優多が声にならない吐息を漏らし、俺は抑えていた欲望が湧き上がってくるのを防ぐことが出来なくなっていた。。 今日だけ、今だけだ。 熱を冷ます術を教えるだけだ。。 明日からは又いつもの日常に戻るんだ。 そう自分に言い訳をして、優多の頬を撫で耳元で囁いた。 「身体が熱くなった訳を知りたいか?」 「え?。。うん。」 「お前自分でした事あるか?」 「自分でするって…何を?」 「した事無いんだな。それなら、俺が熱の冷まし方を教えてやる。次からは自分でするんだ。いいな?」 優多は尊が言っている意味を理解出来ず、困惑した表情を浮かべながらも 「うん。分かった。」 そう言って小さく頷いた。 再び唇を塞ぎ舌を滑り込ませた。 優多の舌を吸い絡め取りながらシャツのボタンを1つ1つ外していった。 彼の綺麗な肌が露わになり既にピンっと張った右胸の突起に吸い付き舐め回しながら左胸の突起を指で弄った。 「んっ、、、やめ、、て、、」 優多の身体はビクつき呼吸が荒くなっていった。 全身の血がたぎり、彼の官能的な表情を見て、自分が既に勃起し、先端から先走った液体が下着を濡らしている事に気付いた。 優多のズボンと下着を脱がし、自分も服を全て脱ぎ去り、彼の背後に周り両足の間に座らせ後ろから左腕で彼を抱き寄せながら、右手を伸ばし彼の分身を掴んだ。 欲望にそそられ勇ましく勃起したそれは、自分と同様に先端からよだれを垂らし俺を誘っていた。。

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