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大好きな彼と繋がり、そして・・・

アツの、灼熱の塊が、お腹のナカで、どくんどくんと、脈打つ。 まだ信じられない。 アツと・・・大好きな彼と、こうして繋がれたことが・・・。 痛みは不思議となくて、欲しがりなそこは、更なる快楽を求め、ねっとりと彼のにまとわりついていく。 一度火が付いた体は、容易に熱は冷めず、奥では、まだ、燻り続けているよう。 初めてなのに、どうしちゃったの⁉ 僕の体。 「まだ、痛い・・・よな⁉」 アツは、僕のが、彼の雄に馴染むまで動かずにいてくれた。 「未央、そろそろいいかな⁉」 さわさわと、髪を撫でてくれる彼。 「もう少し・・・だめ⁉」 「まだ、怖い⁉」 「だって、自分が変わっちゃうようで・・・」 目をウルウルさせて、彼に訴え掛けた。 泣き落としなんか、今さら通用しないのは分かってるけど。 怖いものは、怖いんだから、しょうがない‼ 「未央、そんな目で見られたら・・・」 彼、この状況で、何故か照れてた。 いきなり、Tシャツをたくしあげて、まっ平らな胸にしゃぶりついてきた。 「やぁん‼痛い‼」 突然の事にびっくりして、身を捩ろうとしたら、キュウと、ナカが彼のを締め付けるのが分かって・・・。 「やだ、やだ、やだ、動いちゃ・・・」 慌てふためいた。 なんで‼ なんで‼ 「たく、未央は・・・自覚がないから、ますます可愛いがりたくなる」 いきなり抜き差しがはじまった。 彼の雄が、ぐりぐりと肉襞を擦りながら、更に、奥へと進んでいく。 「っぁ、あ、あ、あ‼」 シーツの波を泳ぎ、爪が食い込むくらいきつく握り締め、喘ぎ続けた。 「アツ・・・ああ、っ・・・」 「未央のナカ・・・俺のに、吸い付いてきて・・・気持ちいい」 お腹の奥まで深々と穿たれ、弱い花芽をぐりぐりと、先っぽでつつかれ、 「ああっ・・・んん‼っ‼」 一際甲高い嬌声があがり、体を大きく震わせ、僕の小さな陰茎からは、白いものがどっと溢れた。 彼も余裕がないのか、抽送が、激しくなる。 ずんずんと奥を突かれ、横に揺さぶられ、グニュグニュと、彼と繋がっている場所から、耳を塞ぎたくなるような、粘性の水音がしてきた。 「アツ・・・やぁん・・・」 頭がぼおっとしてきた。 息を荒げ、なおも、一層、下から激しく腰を叩き付つけてくるアツ。 底のない快楽におかしくなりそうだった。 「ナカに出すよ」 「アツ、だめ、赤ちゃん出来ちゃうから・・・」 頭を振ったけど、アツは、抜いてくれなかった。 「うっ・・・ん」 呻き声をあげ、熱くたぎる精を、僕のお腹に吐き出した。 「アツ、抜いて‼」 「だめ、既成事実を作らないと」 ぴたりと、隙間なく、割れ目を彼ので塞がれ、おびただしい量の精液が、どんどん最奥の器官へと注ぎ込まれていく。 「俺は、未央の事、絶対捨てたりしない。決して、一人にはしない。だから、なぁ、泣くな」 アツに言われて、初めて、泣いてる事に気が付いた。 大好きな彼と繋がり、共に、新たな一歩を踏み出す。 怖いけど、アツと一緒なら。 「大好き」 彼の首に抱きつき、キスをねだると、雨の様なキスが全身に降り注ぎ・・・。 アツとエッチしちゃったんだ。 うっとりと事後の余韻に浸っていて、彼のが、まだ、お腹の中にあることにすっかり忘れてて、それから、二度、三度求められ、ふらふらの状態で、双丘の奥をベロベロ舐められて・・・。 『ここにも挿れていい⁉』 って、耳元で甘く囁かれた。

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