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第77話

亜咲斗side あの部屋を開けるとやっぱりいた… 憎い…憎い… 智輝も琉輝さんも変えてしまったこいつが許せない… 「みっちー!久しぶりだね」 「久しぶり。亜咲斗」 「どうして君がそこにいるの?そこは俺の場所だったのに…何で?何で智輝も琉輝さんもお前みたいなやつを選ぶの?意味がわからないんだけど」 「亜咲斗…」 「君に名前なんて呼ばれたくないんだけど?その名はもう捨てたしね」 「…琉輝さんは?」 「ん?さっき血塗れにしてあげたとこ。バカだよね。誰も伴わないで俺の部屋に来ちゃうなんて…」 「どう言うこと…」 その顔…堪んないくらいいいね。絶望の顔…バカで単純なお前が何故選ばれたのかやっぱり理解はできないけどね 大勢の人がなだれ込んできた あら?案外早かったなぁ…もっと時間掛けてぐちゃぐちゃにしたかったのに… 「310番!捕らえろ!!」 「ね?もう俺には名前なんてないの。みっちー俺と死んで?」 目の前の憎い人を刺し己の首を掻き切った これで俺は解放される…

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