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更紗の場合/3
「んっあ…美芳…もっと…」
「はぁ…更紗…可愛い…大好きだよ」
今日も交わりながら甘い言葉を掛けてくれる美芳
「美芳…大好き」
そういうと幸せそうに笑う。その笑顔は少し幼くて可愛い。普段が大人っぽいのでそのギャップがたまらない
「美芳っ…んっ…くっ…あぁっ…」
恐ろしく体の相性がいい。これは初めて無理矢理抱かれた日から感じてたこと
激しくても優しくてもとにかく頭が真っ白になるほど気持ちいいのだ。
「みよしぃ…どこでこんなの覚えたの?」
「ん?内緒…」
「あれ…何…これ…」
事が終わり着替えようとする美芳の後ろ姿をぼんやり横になったまま眺めていた。
ふと目に入った項の赤み…これ…キスマーク…?
「え?何?」
「誰と寝たの…?こんなとこにキスマークつけて…美芳!!どういうことなの?俺をここに閉じ込めておきながら…他にもいるの?信じらんない…」
「これはっ…」
「酷い!!酷いよ!!だから外に出してくれないの?その人に見付かると困るから?ねぇ!!答えてよ!!」
「違うよ!!俺はお前だけが好き!お前だけを愛してる!!」
「じゃあ何で!?」
問い詰めようとするともう一度美芳が俺を押し倒し乱暴に抱く。
快楽に弱い俺はすぐに問い詰めるのを諦め屈した。意識がなくなるまで抱かれたのは初めての時以来だった
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