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深雪の場合

「深雪ちゃん。今日もよかったよ。またよろしくね」 「ありがとうございました」 置かれた札束を手にして笑う。 身体中には男の痕跡がたくさん残ってる。 帰っていった男の気配がなくなり重ダルい体にむち打ちシャワーを浴びた。 「これしか僕に生きる道はない…これでいいんだ…」 その時着信音が鳴り響く 「…」 ぼんやりそれを聞いてゆっくりと服を着た。 再度鳴り響く電話の通話ボタンを押した 『深雪。もう下にいるから』 「はい。わかりました」 自分の荷物を持ち待っていた車の助手席に乗り込む。 「帰ろっか」 男とともに辿り着いたのはマンションの一室。 扉が閉まると男はすぐ僕を組敷く。 「シャワー浴びたの?深雪」 「流石に服着るとき着にくくて。中はそのままだよ」 「そう。じゃあ脱いで」 「はい」

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