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第13話~一体全体どういう…?編~

いったい全体何なんだ? 軽く混乱している蒼真だったが、背後の気配を感じて我に返った。 そうだった! 慎の話じゃぁ、あいつの兄貴がおかしいから助けてくれとのこと。 まさか、病気ってことは…。 それなら俺より病院だろう…。 なんて思ってその気配の元である慎の兄・真生を見た。 すると、ドンッと勢いよく塊が飛びついてきて、蒼真はその場に倒れ込んだ。 「なっ?!!」 思わず絶句する。 目の前には目を潤ませ頬を赤らめた真生が自分を見つめていたからだ。 もう顔と顔の距離感が明らかにおかしい。 しかも何だかハーハーと息が荒く感じるのも気のせいではない。 「……」 気がついた。 この人、軽く勃起してる…。 Tシャツに短パン1枚の真生はまるで雌ヒョウの様だ。 括れた腰、高く上げた尻は丸く、舌舐めずりしたその唇はエッチに濡れている。 えっ、ど、どういう…? 混乱する蒼真だったが、前のめりになっている真生の服の隙間から乳首が見えて思わずガン見してしまった。 乳首、ピンクだ…しかも立ってる…。 ゴクッと思わず唾液を飲み込んだ。 ドキドキとうるさいほどに高鳴る心臓の音に呼応するかの様に、蒼真の下半身も立ち上がっていった。 それを目敏く見つけた真生にソッと手で触れられた。 「立ってる…大きい…」 「!!」 蒼真は真生に勃起し始めた性器を揉み込まれる。 「ねぇ…好き…。だから、お願い…」 そう言うと真生は驚きに硬直している蒼真にキスをした。

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