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朱雨のお誘いから数日後…………
俺たちはとあるマンションの前に立っていた
……………………でけぇ〜……
朱「お、おおきくないか……?」
鈴「でかいよな…………?」
オロオロとしているとロータリーから誰かが出てくる
?「あ!朱雨くん!待ってたよー!」
朱「あ!!冬馬さん!奏多さんも!」
どうやら朱雨に話しかけた人が奏多さんというひとらしい
うわ、綺麗な顔………………
ポーっと惚けた顔をして、みていると
彼の目がちらっと俺に向いた
ぎくっとして慌ててお辞儀をしたのだが、なぜか睨まれた…………きがした
え!?なんで睨まれたの!?
い、一瞬だったし……勘違いだよな……?
なにかされるわけでもなく……そのまま朱雨と会話を続けている奏多さん……………………
冬「鈴くん……ごめんね?こんなところまで」
鈴「あ!いいえ〜、お誘いありがとうございます!
俺ずっと見たかったんで!嬉しいです!」
冬「ふふ、ずっと言ってたもんね〜」
鈴「覚えててくれたんですか!?うれしい!」
みたかった、と話していた映画を覚えててくれたことに感動していると…………後ろから絶対零度のオーラを感じ、ちらっと見ると……案の定、奏多さんが俺を睨みつけていた……その姿にビクビクしていると…………
冬「鈴くん?どうしたの……?」
鈴「あ、いや…………さむいですね…………」
冬「…………え?さむい?」
こんな暑い時期に?と不思議そうに俺を見つめる冬馬さん……
すみません…………後ろからの圧が怖いです………………
それからは冬馬さんとの会話が耳に入らず……
お互いに気まずくなったまま、冬馬さんたちの家に上がることになった……………………
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