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極普通の疑問と妄想
《大学内カフェテラスにて》
「あの二人、デキてんの?」
「分かんない。けど、合コンで濃厚なキス披露したって。」
「うっそー!やっぱデキてんじゃん!」
「それ、ちょー見たかったー!」
「どっちが攻めかな?」
「えー、体格的に光くん?」
「要くんのが落ち着いてて攻めっぽくない?」
「わかるー!でも光くんのワンコ攻めも捨てがたいー!」
「それ!要くんのツンデレ受けも美味しいよね!絶対!」
「それも良い!(*/□\*)」
「でも要くんのあの声で『もっと足開け』とかクールに言われたらヤバくない!?」
「なにそれ、光くんメロメロになっちゃう!(*/□\*)」
「もしかしたら、まさかのプラトニックラブかもしれない!」
「お互いの気持ちに気付かない両片想いも尊いー!(*/□\*)」
「「…………………………」」
「おーい二人とも、どしたー?( ・∇・)」
「「なんでもない」」
「??( ・∇・)中、入んないの?」
「んー、今日は止めとく。」
「俺もー。ガッツリ牛丼行くべー。肉ー。」
「え?じゃあ俺も!」
「「仙石は草(サンドイッチ)食ってろよ」」
「酷い!Σ(´□`;)」
当たらずも遠からず。
女の子の妄想って怖いなと感じたある日の午後です。
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