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※塞翁之馬→sideT

ヤクザになんて捕まって、殺されそうになったが、おかげで士龍が戻ってきた。 多分あのままやっぱり別れられないと告げたとしても 、士龍には受け入れられなかっただろうとは思っている。 災い転じて福となすとはこのことなのだろう。 食べ終わって洗い物を片付け終えると、座っている士龍の腕を掴んだ。 「肩貸すから、部屋いこうか。身体も綺麗に拭いてやるから」 拭いた後でまた汚すけど、多分先に綺麗にしたいだろうし。 片手に日高が貸してくれた箱と濡れタオルを持って、脚を引きずる士龍の腰を支える。 士龍の下半身を見ると、既に勃起していて期待しているのか目元が熱をもっている。 少しだけ呼吸もあがってきているようだ。 素直でほんとに可愛い。 「歩きにくいくらい勃起してんの?」 耳元で囁くと、チラとオレの顔を見返してこくりと頷いて大きな体を軽く丸める。 「オマエがほしいんだって…………さっきも言ったよ」 小さく低く呟かれた言葉に、激情を煽られる。 「聞いてたけどね。オレと別れて平気だったの?」 「…………平気じゃねえけどさ…………。平気にならなきゃって、思ってた」 素直な言葉にたまらないくらい煽られている。 寝室に入り電気をつけると、ダブルサイズのベッドと、勉強机と、テレビとソファーが置かれた少し大きい部屋だった。 オレは、士龍の身体を支えたまま、ズボンのバックルを外して下着ごとおろす。 「上着は自分で脱いで?」 上着とシャツを脱いで全裸になった士龍をベッドに座らせて、濡らしてきたタオルで肌をゆっくりと拭いて撫でる。 内股のペニスはビキビキに中心で主張しているが、無視を決め込む。 まだ傷跡の残る首筋から、脇の下を拭って背中を拭いていると士龍の息がゆっくりあがっていく。 「…………士龍、まだ、拭いてるだけなのに感じてんのかよ」 ちょっと意地悪く冷たい口調で言うと、切なそうに眉を寄せて見上げられる。 「たけおに、触られてるって思ったら…………俺……」 可愛い顔をされてしまうと、もうオレも我慢がきかなくなりそうだ。 「さすが、淫乱だね。脚あげてよ、全部拭いてあげるから」 士龍は言われるがままに片脚をあげて、内側をオレに晒す。 内腿をゆっくり拭いながら、開発したアナルを眺めると、ヒックヒックと赤らんで膨らんでいる。 丁寧に内股の間を拭いて、軽く触れるようにアナルの淵にタオルを当てると、それだけで身震いをしてカウパーを溢れさせる。 「なあ、士龍、弟とセックスできんの……?」 ゆるゆると赤らんで熱をもっている入り口を指でつついて、垂れたカウパーをその場所になすりつけながら問いかける。 禁忌と知らずではなく、認識した上でそれでもオレが欲しいのだと言わせたかった。 ハッとしたような表情をしたが、士龍は強い目でオレを見返した。 「…………アレは嘘だ…………」 どこか泣きそうな顔で告げられる。 指でカウパーのぬめりをすくいとり、つぷぷっと指を中へと押し込んで、顔を近づける。 呼吸の間隔が狭まって、士龍の顔つきが僅かに変わる。 「嘘つきで、いやらしいおにいちゃん…………には、お仕置きしないとな」

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