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※朝雲暮雨→sideS

虎王に腕を引かれて寝室に入ると、センスのいいモノトーンな家具と、ダブルベッドが目に入る。 かなりオシャレなのは日高の趣味だろう。 服を脱がされてベッドへと腰を下ろすと、綺麗に体を拭かれて、今更ながらに虎王は意地の悪い質問をする。 「なあ、士龍、弟とセックスできんの……?」 既に虎王に触れられただけで、俺の体はぐずぐずにとろけてしまっていて、期待でペニスからはだらだらと汁を溢れて内股を濡らしてしまっている。 できなきゃ、こんなふうに勃てたりはしない。 はしたなく垂れる汁を指に絡めてアナルになすりつけて、欲しいのだと欲情で口を開くのを楽しむような目で見つめる。 「…………アレは嘘だ…………」 弟だと分かっても、俺は欲しかった。欲しくて仕方がないのに、虎王の気持ちを裏切り酷い方法で拒否した。 責められても仕方がない。 そう考えると、涙が出そうになる。 「嘘つきで、いやらしいおにいちゃん…………には、お仕置きしないとな」 耳元で、虎王は意地悪に俺の勃起したちんこを探り、熱を持った隙間に指を少しだけ押し込んでゆるゆる抜き差ししながら囁く。 おにーちゃんの響きには、なんとなく罪悪感みたいなもんが生まれる。 とーちゃんからは、俺に弟がいるということを聞かされていた。 いつかは会えるんだろうなとは思っていた。 そして、きっと恨まれてるんだなとも思ってた。 「もう、ちんこどっろどろじゃん、士龍、どんだけ期待してたんだよ」 期待はしているし、ずっとセックスしたいの我慢してたし。 早く中に欲しくて仕方ない。 息があがるし、体温もぐわーっと上昇してくる。 「…………オレはもう二度と会えないかもしれねえって…………諦めてたよ」 まるで食らいつくかのように、獰猛な表情を浮かべて首筋に軽く歯を立てられる。食べられてもいいって思う。 「たけおが風呂入ってるときから、期待してちんこパンパンだった」 赤い髪が頬に触れて近づいている嬉しさに、俺は鼻面を押し当てて匂いを嗅ぐ。 「ヤラシイにーちゃんだな」 顔をあげてニヤッと笑う虎王に、俺はたまらなくなって唇を押し当てる。 どうしたら、いいだろう。 溢れる気持ちを伝えたい。なのに、身体はもう極限で、たまらなくて、イヤラシイだけになりはてる。 唇を乱暴にこじ開ける舌先の動きに、舌をのばしてキュッと絡めると、ざらざらと内部をさぐるように刺激される。 こらえきれずに腰を押し付けると、虎王は指で輪をつくり俺のペニスの先端を括って堰きとめる。 唇がはずれて、代わりに指を突っ込まれ舌を二本の指で挟んで口内を弄び、唾液がダラダラと溢れてしまう。 情けなくも本能のままに、誘うように少しだけ入った指を腰を寄せて深くくわえこもうとする。 「もっとガバッと脚開いてさ、おとうとにちんこ突っ込まれたい場所見せてみなよ?」 虎王も、兄弟である背徳感に興奮しているのか、俺に弟であることを突きつける。 俺だけマッパで、ダラダラよだれ垂らしながらいたぶられているというのに、興奮がさめず、言わられるがままに脚を開いて腰を押し出し、指をくいしめて既にビクついている肛を差し出す。 「すっかり真っ赤になって開いてんだな、エロい穴」 虎王はふと笑い俺を覗きこむと唇から指を引き抜いて、入れていた指を抜くと、唾液まみれの指を二本ずぷぷぷと音をたててアナルへ押し込む。 「ッぁ、、あっ、ああああ、たけ、おッ、…………ッい、っッぁあっ」 それだけなのに、俺はビクビク震えて背中を反らして指の輪に遮られて、精液も飛ばさずにドライで達してしまう。 イッている俺を見下ろして、虎王はニヤッと人の悪い笑みを刻む。 「はええよ、士龍…………まだまだ先はなげーからな。覚悟しとけよ、おにいちゃん」

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