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※朝雲暮雨→sideT
指を入れただけで、イッてしまった士龍は、とろんとした表情で、ヨダレを垂らして求めるように熱をもった視線をオレにむける。指だけでなくて、オレが欲しいのだと全身で訴えている。
普段の精悍な顔が嘘のように目元に熱を含んだ、いやらしいエロい表情。
もう、二度とは見れないと思っていた。
薄く開いた唇から零れる、熱をもった吐息が甘く繰り返えされる。
日高から渡されたケースから、シリコンのコックを取り出すと括っていた指の代わりに亀頭の下あたりにはめて、キュッとしめあげる。
「先にイッたペナルティだ」
「ッや、あ、あ…………ああ、あ……たけ、お、っ、…………たけおの、……はやく…………ちょうだい」
脚を拡げて腰を揺らしてねだる様子は、必死でとても可愛い。
だからついつい、出来心で耳元で囁く。
「まだ、だあめ。おにーちゃんのもっとやらしいとこみて見たいな」
兄弟でセックスをしていることへの罪悪感にか、わずかにガラスのような瞳が潤んだように見える。
父親から、兄がいるというのは聞いて知っていたし、母親を苦しめる存在としては恨んでいた。
まさか、こんなふうになるとは思わなかったけど。
いまは、愛してやまない。
士龍の手をとると軽く口に含んで、ペニスを咥えるようにぴちゃぴちゃと音をたてて舐め、唾液を絡ませる。
はむはむと唇を擦り付けながら指の腹を舐めあげると、ひくっひくっとアナルが震える。
「気持ちいい?指先まで感じちゃう?」
問いかけると、こくこくと頷いて腰を揺らして求めるように見つめられ、ゆっくりアナルにその指を含ませる。
前立腺に当たるようにゆるゆると抜き差しすると、腰がくねるように揺れ始める。
「あっ、あっ、ああ、きもひ、…………ッく、きもちイイっ、、あ、、ひっ、ひあっ」
素直な体は快感に震えて、指先が脆い箇所を抉る度にびくんびくんとドライを繰り返している。
包帯に巻かれたふくらはぎに唇を押し当てる。
命懸けで助けに来てくれた。
例え、オレ弟でもなくとも、恋人でなくともきっと士龍はきてくれたとは思う。
そういうヤツなのは分かっている。
アンタの唯一無二になりたいなんて、オレには分不相応なのかな。
「おにーちゃん、弟の前でのオナニーは気持ちイイ?」
意地悪に囁くと蕩けきったとろんとした目を向けて、イイとさけぶようにつげながら、必死で頷く。
好きな子はいじめたくなるのは、まだ、オレはガキから成長してねーのかもな。
「っは、あ、くッ、…………ッあ、んっ、たけおの…………ッ、ちんこはめて、ほしい」
熱っぽくねだられるとオレの興奮は3割増しで下着をおろし、すっかり勃起してカウパーを垂らしたペニスをよだれにまみれた士龍の唇を顎を掴んで開かせ、無理やり押し込む。
「ンぐ……っんんっふ」
口内は暖かく、先端にまとわりつくように士龍の舌が舐め回して音をたててしゃぶりたてる。
「おとうとのちんこ、しゃぶって美味いかよ?インランにーちゃん」
頭の裏を押さえ込むと咥内をぐいぐいとえぐるように腰をいれて、喉奥までズブズブ飲み込ませる。
んぐっんぐっとえづいて、苦悶しながらダラダラと涙を零す。
ふと、その涙に何故か凶暴な気持ちが芽生えて、頭を押さえ込んで無理矢理ぐぷぐぷと突き上げ、どくっと喉ちんこに向けて射精して頭を抱きしめる。
ずるっとペニスを引き抜くと、涙と鼻水で顔をぐちゃぐちゃにして、かはっかはっと士龍は嗚咽を繰り返す。
「ほら、にーちゃん、泣いてねえでしっかりしろよ?指でいんらんなアナ、おっ拡げてやらしくおねだりしてよ」
頭を撫でながら涙に唇をあてると、精液まみれの唇を開いて、
「た、たけお……ッ…………たけお、ごめん、おこって、る?」
しゃくりあげながらオレを見上げる視線が、ひどく心許なくていつもの余裕がないのに気がつく。
さすがに、ヤリすぎたかな。
責めすぎてプレイだと思ってねえのかも。
「…………おこってねーよ、プレイだプレイ。お仕置きなんだぞ。…………泣くなよ」
ずっと士龍をら泣かせてやりてーとは思ってたけど。
そんなふうな悲しい顔をさせたいわけじゃない。
そうか、と呟いて気持ちを切り替えたのか、士龍はオレの体の下から少し這い上がり、視線を絡ませる。
「ウソばっかついたの、ごめん。俺…………にーちゃんでも、たけおのちんこほしい」
自分の指で穴を開き、情欲で濡れた目を向けられると、オレはたまらず、士龍のアナルから指を引き抜かせて自分の指もひきぬく。
「オレも、士龍の中に入りたい」
焦がれるほどの相手の身体に、堅く猛った欲をズルズルと押し込んでいく。
柔らかく包み込むような蕩けた肉に溺れそうになる。
「ッぁ、あ…………ッく、あ、あ、あ、きもち…………ッいいッ…………ああ、ッたけお……たけお……ッ」
「ウソはもうつくなよ…………もう離さないからな」
足を肩に担ぎあげてぐぐっと奥まで貫くと、背を反らして士龍はギュウギュウと中を締め付けて身体を絡ませる。
全身を痙攣させて呑み込む様子は壮絶なくらい、官能的でたまらない。
「2度と離さねえよ。たとえ、オマエが終わりといっても、別れるとか、許さない」
ゆるゆると背中を撫でると、銃弾が当たった箇所が痛むのか、軽く眉を寄せて全身を硬直させる。
「ん、ッぁああ、…………ッひ、あああ、もッ…………わ、かれ、ない、から」
腰に腕を回して身体を固定させると、ぐっちぐっちと音をたてて中を抉って追い詰める。
感じ過ぎているのか悲鳴のような声をあげ始めるのにオレは興奮して、何度も首筋に噛みつき、どくどくとその胎内へと欲望を注ぎこんだ。
「全部、オレのだ。士龍…………」
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